勇気を味方につける
勇気とは一言で言ってしまえば簡単ですが、
手に入れようとすると意外と難しいものです。
精神、知識、自信これら全てが揃わないと発揮することができません。
自分の殻を破り、人生を切り開きたいと願う全ての人へ
今回は勇気を味方につける方法をお話しします。
勇気を味方につける
勇気とは正しく判断する力
そもそも「勇気」とは何でしょうか?
勇気とは「正しく判断し実行する力」だと思います。
人は恐れや不安に直面すると、
考えることを放棄し、大多数の人間の行動に準じてしまう生き物です。
いい例を挙げると、
コロナ禍でトイレットペーパーを買い占める人達は
恐怖で思考が停止した状態であったと言えます。
たとえ他の人と違ったとしても、恐怖を乗り越え
自分で正しいと思うことを判断し突き進む力。
これこそが「勇気」です。
まずは「勇気」の本質を理解しましょう。
「勇気」を手に入れる6つの方法
直感を信じる
生きている限り、選択をするという行為からは逃れられないものです。
裏付けが取れなくても決めなければならない時、
直感を信じて物事を決めてきましたよね?
直感というのは脳の記憶や経験から導き出された最良の選択で
意識の底に隠されていた精密な判断力なのです。
自分の心の本音が直感には隠されています。
静かに自分と向き合い直感を磨くことを怠らない事です。
日々の「小さな気づき」を大切にしましょう。
迷ったらとりあえずやってみる
新しい事を始めるとき、不安がつきまといます。
何かに直面したらまず行動を起こす事です。
どちらか迷ってるくらいなら片方をやってみる。
ダメだったら途中で方向転換すればいいだけです。
どちらの情報もないままで悩み続けるより、
「こっちは自分に合わなかった」という事実が得られますから。
臨機応変に自分の行動を変えていき、
自分なりの最終到達点に向かえばいいのです。
経験は必ずあなたの糧になります。
心の壁を打ち破る
幼少期、意識の中に「できない」という否定的な気持ちが芽生えると
その警戒心は大人になって解くことは難しいとされています。
失敗したくない、
嫌われたくない。
と行動そのものにブレーキをかけてしまうのです。
その心の壁を打ち破るには、
- 行動しないと達成できない目標を紙に書き出す。
- 小さなことでも行動を起こす。
- 小さな行動を繰り返し、1年後目標を見返す。
きっと1年前に感じていた壁より心の壁は低くなっていることでしょう。
これを是非日常に取り入れ繰り返してみてください。
「心の壁」は自分の行動でしか打ち破ることはできないのですから。
自分を励ます
人に優しく、自分に厳しくと育った人は完璧主義になりがちですが
自分自身を強く肯定することを忘れてはいけません。
自分自身を励まし、肯定することは
性格や行動に多大な影響を与え
実際に動き出す後押しをしてくれるものです。
自分は「毎日必ず成長している」という自信を持ってください。
そのようなイメージトレーニングが
本来の自分を超えた力を発揮させてくれるものです。
逃げない
恐ろしい、苦しい、嫌だと自分を守るために逃げることは
自分をさらなる苦しみへ追いやることになります。
自分の夢や目標が先にある苦しみは絶対に避けないようにしましょう。
「自分には無理だ」
「怖くてできない」
と思うことに取り組むことが必ず糧となり、
人間として成長する可能性を得られるのです。
見方を変えれば何事も「勇気と自信を身につけられるチャンス」なのです。
旅をする
一人で旅をすると得られることがあります。
リフレッシュ効果はもとより、
美しい景色を見て、美味しいものを食べ、
一期一会の出会いを楽しみ、一人でゆっくり物思いに耽る。
これだけで未来に明るいビジョンを描くことができるのです。
世界を広く知るためには
ネットや本だけでなく、
自分の足で自ら経験し、新たな視点を確立する必要があるのです。
おわりに
「勇気」は限られた一部の人だけが、
生まれつき持っているものではありません。
誰もが内側に秘めています。
とにかく、苦しみながらでも行動に移すこと。
行動を繰り返した先に必ず「勇気」が付随してきます。
現状を打開し、新しい可能性を切り開いていく
「勇気」を是非身につけましょう。