本とわたしの時間

まとめ・考察ログ
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象はポケットに入れるな!

 

はじめに

サーカスというのに日本人はあまり馴染みがないかもしれません。

 

動物がすごい技を披露したり、

空中ブランコで人が自在に空を飛び交い、

ピエロが会場の空気を掴む

 

非日常な驚きと楽しさが味わえる所です。

 

 

そこで今回紹介したい一冊は

『象はポケットに入れるな!

「人生時間」を3つに分ける成功術』

という本です。

 

象はポケットに入れるな!ー「人生時間」を3つに分ける成功術

タイトルの衝撃がまだすごいですよね。

入んないし!

と突っ込みたくなるかと思います。

 

我々からするとピンとこない例えかもしれません。

実はこの本、サーカスの語が出てきます。

そこでの【象】です。

 

色んな器用な動物は手先を使った芸も難なくこなします。

ただ、象は?

象のジャグリングは見た事がありません。

それと同じで

象をポケットに入れるのもまた難しいものです。

 

「いやいや、当たり前。何を言う!」

と鼻で笑いたくなった人、いますよね?

 

 

でも現実問題、

あなた自身そうはなっていませんか

 

 

無理やりポケットに象を入れるのと同じような

時間の使い方、日常を過していませんか?

 

と言う事なのです。

 

 

 

人生時間の使い方や考え方が詳しく説明されていたので

それらを参考に少し解説していこうと思います。

 

 

その忙しさは誰のため?

自分を客観視したことはありますか?

自分の人生や時間を

三者的立場から見てみて下さい。

 

そう眺めることがいかに大切か。

 

あれもこれもと貪欲に頑張ろうとして

全てが中途半端になる事ありますよね。

 

中途半端になるくらいならやらなかった方がましじゃないですか。

携わる全ての人に失礼です。

 

 

例えば、

家庭が上手くいかないと嘆く会社員だってそう。

 

あなたは一人しかいないのですから

目の前の事に集中するべきなんです。

 

仕事のことで頭いっぱいになって

家事に見向きもしない、

奥さんの話をちゃんと聞かない、

 

そりゃうまくいくわけありませんね。

そう言う人に限って仕事も順調じゃなかったりするんですよね。

 

割り切って、目の前のことを見るんです。

今いる場所に集中をするんです。

 

並行してうまくやろうなんて考えはよくありません。

 

 

悩みが尽きない理由

また、色んなことを一度に考えると悩みが尽きないものです。

人間の脳はそこまで精巧ではないんです。

 

一番の解決策は、

1つに集中して考えつくし答えが出てから次に進んでみることです。

 

そうすることで悩みは減り、

人生の満足感が増します。

 

 

時すでに遅しになる前に

子供が話しかけて来ていても

「忙しいから後でね」

と答えてしまったことはありませんか?

 

大人は忙しいものなのです。

子供は今を生きています。

 

自分が歳をとり時間ができた頃には時すでに遅し。

子供から

「忙しいから後でね」

と言われることでしょう。

 

それは

めんどくさい事を後回しにした

自分がまいた種なのですから。

 

 

ちゃんと1つの事に向き合い、

大切なものに集中できる

大人になりたいものですね。

 

 

マルチタスクは馬鹿になる

友達と話しながらスマホをいじったり

電話しながらPC操作したり

テレビ見ながら携帯ゲームするのも。

 

結局同時進行は出来た所で中途半端なんです。

時間短縮のためにとマルチタスクに皆憧れ

仕事を早く済まそうとしますが逆効果。

 

片手間に行った仕事でどこの顧客が喜ぶでしょうか?

 

脳がバカになっていくという研究結果だって出てるそうです。

どれか1つに集中しないと痛い目をみることだらけです。

 

それぞれ一つ一つに向き合い質の高いものを目指しましょう。

それこそがいい人生を作りあげる方法です。

 

 

自分の事もお忘れなく

自分の為の時間というのも大切にすべきものです。

皆後回しにしがちですが、

自己管理が出来ないと全てがダメになると言っても過言ではありません。

 

自分と向き合う時間、

健康に気を遣う時間、

 

全てが自分に返ってきてパフォーマンスに繋がります。

 

中休みするもよし。

精神的にリラックスし肉体的に伸びをし、

これからに向けて心と体の準備をする時間を作りましょう。

 

それがなければよし、頑張ろうという気力さえ湧かないものです。

 

また、外部からの意見は自分では気づかないものが多く、

改善点を知るいいヒントになります。

よりよいものを作り上げる為にも

自分を客観視して意見をくれる人を見つけ耳を傾けましょう。

 

 

 

おわりに

自分の人生は一つのショーを作り上げるものと考えてみます。

作・演出、監督、主演は全部自分。

 

何気ない生活の1部も

自分の人生を成功させるものの1つと捉えると見方が変わるものです。

 

他人が作った人生を生きるのではなく

自分で舵取りをする人生です。

 

想像するだけでもワクワクしませんか?

 

責任はあるけど、きっと楽しさと開放感がついてくるはずです。

 

自分の持つ時間と向か合い

自分ならではのショーを作り上げ

観客をあっと言わせる人生を生きてみませんか?

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。