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アドラー心理学 1

 はじめに

アドラー心理学をご存知でしょうか?

 

心理学の3大巨頭の一つです。

 

 

自分自身が抱える問題を克服し、

課題を乗り越えていくための心理学を今回は紹介します。

 

 

 

ちなみに私はアドラー心理学が好きで既に何度か紹介しているので

よければそちらもご覧ください。

 

an-books.hatenablog.com

an-books.hatenablog.com

an-books.hatenablog.com

 

 

 

アドラー心理学

アドラー心理学とは?

 1.自分を主人公にするー自己決定性 
 2.人間の行動には目的があるー目的論
 3.人は心も体もたったひとつー全体論
 4.誰もが自分だけのメガネを通してモノを見ているー認知論
 5.全ての行動には相手役がいるー対人関係論

 

大きくまとめるとこれらの理論を提唱しています。

 

これらを前提に詳しく説明していきます。

 

 

ライフスタイル

そもそも人の性格はいつまで変えられるでしょうか?

 

 

答えは「死ぬ1、2日前」です。

 

 

思考、行動、感情全てが何歳からでも変えられるのです。

 

自分と世界の現状と理想の信念の体系が今を作り上げているのです。

 

確固とした信念があればいざという時、

自分の頼りになる辞書や地図の役割を担ってくれます。

 

 

勇気をくじく原因

人は目標が低いと成長もせず、達成感も味わえません。

しかし、目標が高すぎると今度は意欲が減退します。

 

そんな時に「どうして」「なぜ」と原因を指摘されると

不快感が増し、人間関係が悪化するものです。

 

 

原因を探ることは解説にはなるけれど解決にはなりません

 

 

原因論を目的論に変え、

未来にかけて解決可能なことをお互いに模索し

勇気づけをしてあげることが何よりも有効なのです。

 

 

人間の行動には必ず目的があります。

その目的に近づけるように困難を克服する勇気づけを行いましょう。

 

 

 

 

ベイシック・ミステイクス

人はピンチに陥った時ある考えに支配されてしまいがちです。

 

決めつけ、誇張、見落とし、過度の一般化、誤った価値観

 

これらをベイシック・ミステイクスと呼びます。

 

 

例を挙げると、ある人に挨拶をしたのに無視されたとしましょう。

 

〈あの人は私のことが嫌いなんだ!(決めつけ)きっと皆も裏ではそう思っているに違いない!(誇張)最近上手くいっていない彼氏も私に幻滅しているはずだ!(過度の一般化)私なんて生きている価値がない!(誤った価値観)〉

 

とどんどんネガティブ思考になっていくことです。

 

事実だけに目を向け、

感情に流されず舵取りするように意識するようにしましょう。

 

 

勇気を発揮する

どんなに臆病な人でも勇気を発揮することはできます。

 

そのために必要なことがあります。

 

 1. 尊敬・信頼に基づく人間関係を築く
 2. パーソナリティの違いを認める
 3. 短所は長所に置き換える
 4. 時に直面化する

 

人は一人一人違います。

他人を完全に自分色に染めることなど不可能です。

 

それぞれの個性を認めた上で本音で向き合うことが必要です。

人間関係における勇気は人生に大きな影響を与えてくれるものです。

 

 

おわりに

国籍、性別、人種多種多様な世の中ですが、

人間である限り心理に違いはあまりないものです。

 

 

他人のため、自分のためにアドラー心理学を活用してみてはいかがでしょうか?

 

次回アドラー心理学2では実践編を紹介しますので

よければそちらもご覧ください。

 

 

『人間は自分の運命の主人公である   アルフレッド・アドラー

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。