本とわたしの時間

まとめ・考察ログ
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そのまんまでいいよ

 

はじめに

今あなたに何か悩みや問題があったとして、

 

それが解決すれば人生は楽になる訳ではありませんよね?

 

 

人生を生きやすくするためには自分の中の

心としっかり向き合うことが大切です。

 

 

 

マンガでありながら哲学書のような、

 

前回紹介した『ブッタとシッカタカブッタ』の2作目となる

〜そのまんまでいいよ〜を今回紹介します。

 

 

 

  

ブッタとシッタカブッタ

全ては心から生まれる

心がなければ喜ぶことも悲しむことも怒ることもありません。

 

死への不安もなければ不幸だと嘆くこともありません。

 

 

心は少しずつ知識や経験で育っています。

 

形もなければ見ることもできない、

どんどん変化する波のようなものなのです。

 

 

心から全ては始まっているのです。

 

 

自分ってなに?

人間関係が疲れる人は

自分を演じてしまっている場合が多いものです。

 

こう思われたいと思ったり

人に理想を押し付けたり

期待通りにならないと憤慨したり

 

自分を大事にしすぎて

自分が苦しくなっていることに気づかないなんて

 

本末転倒ですよね。

 

 

肩書きや性別、血液型や国籍は

あなた自身なのでしょうか?

 

 

他人を傷つけてまで守りたい自分は

本当の自分なのでしょうか?

 

間違った自己防衛は自分を不幸にしてしまいます。

 

 

思い込みの虚しさ

人は大きくなるにつれ、思い込みが強くなるものです。

 

A型だから真面目だろう、

あいつは不良だからダメだ。

 

というように他人や自分をちゃんと見ないで

 

便利なものの見方に言葉を形容して

決めつけるようになってしまうものです。

 

 

レッテルを貼ってわかったような気になることは

変化や別の見方を手放しているのと同じです。

 

 

先入観は人生から新しい発見を消し去ってしまうのです。

 

 

自分自身で自分の可能性を狭めないようにしましょう。

 

 

分からなくて当たり前

たとえ相手の心が読めなくて悩んだりするくらいなら

 

分からないものは分からないんだと

 

無理に結論を出すよりそのまま放置することをお勧めします。

 

 

幸せや不幸に基準がないように

全ては人間が勝手に決めていることです。

 

それらにいちいち振り回されて

疲れるのはもったいないことです。

 

 

見当違いの願望は

苦しみしか生まないのです。

 

 

 

 

 

おわりに

ありのままの自分を認めること、

 

自分のことを大したことがない愚かな人間だと認める勇気があれば

もうなにも怖がることはありません。

 

 

自分中心に物事を考えるのではなく、

意識自体を広げて物事をそのまま見ることができれば

 

心は穏やかになっていくことでしょう。

 

 

そのためにあなたはいま何ができますか?

 

 

 

 

さぁ、次はなにを読もうかなぁ。