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死ぬくらいなら会社辞めればができない理由

はじめに

昨今、ニュースでは過労死や自殺の話題が頻繁に取り上げられているものです。

 

ブラック企業は減ってきているとはいえ悲しいニュースはなくならない現状です。

 

死ぬくらいなら会社辞めればいいのに、

と第三者は思ってしまうかもしれません。

 

しかし、当事者はそれが出来ないのです。

 

今回はブラック企業で働き自殺しかけた経験のある作者が書いた

『死ぬくらいなら会社辞めればいいのにができない理由』という本を参考に

 

過労死について考えたいと思います。

 

 

死ぬくらいなら会社辞めればができない理由

過労で奪われてしまうもの

過労は判断力を鈍らせてしまいます。

 

 

真面目な人ほどいろんな選択肢を自ら消していき

正しい選択ができなくなるのです。

 

 

さらには思考力を奪い視界を狭くし

大切な人の声も届かず壊れたように

ただ歩き続けることしか考えられなくなってしまいます。

 

 

 

そうなってしまうと、

あぁ一歩踏み出せば明日会社に行かなくていいんだ

という考えがよぎり悲しい事件が起きてしまうのです。

 

 

まだ大丈夫なうちに判断することが大切です。

 

 

自分で分からなくなってしまったら他人が止めるしか術はありません。

 

あれ、なんかおかしいなと思った時点で

方向転換することです。

 

 

一度心や体が壊れてしまっては

中々元には戻りません。

 

 

 

 

人それぞれ限界は違うもの

 

周りの皆が頑張っているから

自分も同じようにしなきゃいけない。

 

この会社ではそれが当たり前。

 

〇〇さんはもっとすごい。

 

という言葉もよく耳にします。

 

 

しかし、人間それぞれ限界は違います。

 

他人の基準に合わせないで

自分の心と向き合うことです。

 

 

あなたはあなた、私は私です。

 

 

努力はすごいことですが無茶はダメです。

 

 

あなた自身の限界は

あなただけのものです。

 

 

 

できない=頑張っていないではない

真面目な人ほどもっと頑張らないとと思いがちです。

 

 

これにも個人差が存在します。

向き、不向きの問題です。

 

 

できないからといって頑張っていないわけではありません。

 

どんなに頑張ってもできないことはそれぞれあるんだ、

 

と割り切るくらいの余裕を持ちましょう。

 

 

そして、一人で抱え込まず誰かに相談したり

 

自分をすり減らさない方法を見つけましょう。

 

 

自分のキャパシティを超えてまで

頑張りすぎなくていいんです。

 

 

 

色んな世界を知る

今あなたがいる場所、

見ている世界だけが生きる道ではありません。

 

 

じぶんにあった道や頑張り方を見つけることが大切です。

 

 

それは決して逃げではありません。

 

 

あなたを活かせる場所がきっとあるはずです。

 

あなたを苦しめたり、傷つけたりする人や空間にいて耐えることは 

なんのメリットにもなりません。

 

何も生み出しません。

 

 

あなたの夢や幸せを1番に考えて下さい。

本当にあなたのことを思う人はあなたの幸福を望むはずです。

 

 

 

 

おわりに

命より大切なものなんてありません。

あなた基準で物事を考えていいんです。

 

 

あなたが身を粉にしてまで働く会社は

あなたの命のことまでは考えていません。

 

 

あなたの命を守って下さい。

 

 

あなたの大切な人のために。

あなた自身のために 。

 

 

生きてさえいればどうにでもなるものです。

 

 

 

 どうか

「生きて」

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。