本とわたしの時間

まとめ・考察ログ
MENU

仕事は楽しいかね?

 

はじめに

 

仕事は楽しいですか?

 

 

いやいや、小学生に今日学校楽しかったか聞いてるんじゃないよ

楽しい訳ない!

 

と思いますよね。

 

 

仕事は辛いもの。

その代償としてお給料を頂いているから、仕方ない。

と思ってる人がほとんどじゃないでしょうか。

 

 

 

しかし、人生の大半を注ぐ仕事に楽しみを感じられるなら

それに越したことはない!と思いませんか?

 

 

今回はその仕事観に対し、全世界で有名な

仕事は楽しいかね?』を参考に紹介していきます。

 

 

 

仕事は楽しいかね?

あらすじ
中々出世出来ないビジネスマンの「私」が出張の帰りに、大雪のため空港のロビーに足止めされた。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉にどんどん仕事観を揺さぶられていく。。

 

名言

この本の中に心揺さぶられる数々の名言があったので3つ紹介します。

  

大好きなことをしろ

大人になると何になりたいか何をしたいか

分からないままで生きている人が多いものです。

 

あなたの大好きなことはなんですか?

子供の頃の夢は?

 

大好きな事をし続けるとそれが仕事になり、

仕事が楽しいと言えるでしょう。

 

 

世の中はきみの目標が達成されるまでじーっと待っていたりしない

色んなビジネス本、自己啓発本では目標を立てること

全てはそこから始まるといったアドバイスをよく見かけます。

 

しかし、この本では真っ向から否定しているのです。

 

マンネリ化した生活から抜け出すために目標を設定するものの、

結局今日の目標は明日のマンネリにしかならないというものなのです。

 

 

 明日は今日とは違う自分になっているということだけに向かって歩むべし!

 

 

成功する人達というのは自分がどこへ向かっているかわかっていない人が大半です。

ただ遊び感覚で色々やって成り行きを見守ろうと思っています。

 

それくらいの気楽さが必要なのかもしれません。

 

 

 

他人を凌ぎたいと思うならまず超えるべき最初の難関は並の人をやめること

これまたよく言われているのが、

尊敬する人を真似るのが手っ取り早いということです。

 

これをも否定しています。

 

誰かの真似をすることでその人までにはなれてもその人を超えることはできない。

 

他人と違う事をし、凡人ではなくなる事をせずして他人様は凌げません。

 

  

他人の成功を見ると

「あの人はついてるよねー」

とか陰にある努力をしろうともせず

成功した部分にだけ目を向けて羨むことってありますよね。

才能ある人は違うなぁと。

 

 

違わないんです。

私達の誰もがその可能性を持っているのです。

並の人間の壁を超えるか超えないかなのです。

 

 

右に倣え、出る杭は打たれる教育で育った私たちには

きっとものすごく難易度が高いものでしょうが、

一生並の人のままでいいですか?

  

 

 

感想

この本がいいと周りからよく聞いていた事もあり、すごく期待して

手にとってしまったからか「あぁ、こんなものか」と初めは思ってしまいました。

 

しかし、全編を通しストーリー仕立てにしてあり、

表紙からも分かるようにビジネス啓発本として入りやすい一冊だと感じました。

 

唯一、例をたくさん起用して分かりやすくしているのですが

その辺があまり話にのめりこめず飽きてしまうポイントかなと思います。

 

ただ、出てくるセリフの中には光る言葉が沢山あり

「なるほどなぁ」とヒントをもらえたものです。

 

今仕事に置いて悩みがある人には希望の光を与えてくれる

ちょうどいい一冊なのではないでしょうか。 

 

 

 

おわりに

初めて本屋で表紙を見た時の衝撃が忘れられません。

 

まず、サンタクロースのようなおじさんの優しい微笑みが

ビジネス本コーナーで目立っていたからです。

 

そこからの「仕事は楽しいかね?」というタイトル。

ハッとさせられました。

 

この言葉にハッとさせられる人、 

 

心のどこかでモヤモヤを抱えてる人、

今の仕事に漠然と不安を持っている人、

 

何もしなくても世の中はじーっと待ってくれませんよ。

 

動き出しましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。