己を律するために知っておきたいこと
人間界では、自由気ままに欲深く奔放に生きる事はできません。
自分を律する事が大切です。
では、「律する」とはどういうことか。
辞書的意味を並べると「自分を厳しく管理する」ですが、
制限を設けることで新たに自分を知る事ができる奥ゆかしさがそこにはあります。
楽をすればキリはありません。
あえて楽を選ばず自分を律することで人は大きく成長できます。
そのために知っておきたい大切な事を今回は紹介します。
己を律するために知っておきたいこと
好んで律する
他人からやれ!と言われ無になってこなす事は
「律する」ことではありません。
自ら望んで行う必要があります。
自分の都合よりも相手を尊重し、
他人の喜びのために自ら動くことで、
自分の心は自然と鍛えられます。
感謝をされるために行動するのではなく、
自分が喜びを感じるから行動するのです。
呼吸するように他人を気遣え、
自分の心をも保てる人こそ
私たち人間が目指すべき理想なのです。
大人の基準は自分自身
「お年寄りには席を譲りましょう。」
と言う言葉は小さい頃から教師や親から言われていると思います。
人は楽をしたがる生き物だと先に述べました。
席を変わる義務もなければ、
席を変わる事は自分の得にならない。
さらには、自分も疲れているので座っていたい。
これが人間のもともと持つ欲望です。
子供の頃は、教師や親が自分の律し方を教えてくれるものです。
しかし、大人になるにつれ誰も教えてくれなくなるので
自分で自分を律する必要が出てきます。
これが出来ず、自分を甘やかしてばかりいると
気づかないうちに、理想の自分とは程遠い怠惰な人間に成長してしまいます。
あなたは、自分自身が決めたルールをしっかり守れる大人になれていますか?
今はたとえ苦しくても
自らを律し続けられる人間は
静かに輝きを放つものです。
まとめ
社会における自分なんて小さなものに過ぎません。
人間に上も下もありません。
まずはそれを認める事が大切です。
自分のことだけを考えず、他人を笑顔にできる
大きく成長した人間になるために自分を律し始めませんか?