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平常心のコツ  乱れた心を整えよう 前編

 

はじめに

 

人生は適当に生きるぐらいがちょうどいいとされています。

 

感受性が敏感になりすぎると心が悪い方向へ向かい、心の乱れがとまらなくなるもの。

少し感受性を鈍感にしてあげるよう心がけるべきなのです。

 

 

心の安定を保ち幸福感をもって暮らしていけるよう

平常心でいられるコツを前編・後編で紹介していきます。

 

 

 

平常心のコツ    

他人の言葉に惑わされない

非難を受け入れてみると、それも一理あるなとわかってくる

自分の意見を頭ごなしに否定されるような時、

感情的に言い返したり負の感情を抱えずに

冷静さを保って「具体的に教えてください。」と問いかけてみることです。

 

その中になるほど。と思えることがあれば

自分は1つ得をしたと感じられることでしょう。

 

感情を乱した所であなたには何の得もないのです。

 

 

上手くいかないのは誰のせいでもないと考える

上手くいかない時は他人のせいである、

または自分のせいと考えてしまう人は結構多くいるものです。

 

そのように考えている限り永遠に心の平穏は訪れないものです。

 

どこに問題があるのか

と人のせいではなく原因を追求する姿勢こそが大切なのです。

 

 

強すぎる自意識は心の乱れの原因になる

他人から褒められてもちっとも嬉しく感じない人がいます。

 

どうせお世辞でしょ?

馬鹿にされているのかな?

とつい思ってしまうもの。

 

しかし、裏を返せばそう受け取ってしまうのは自分に自信が無いということです。

 

人の褒め言葉を素直に受け取ることを心がけていきましょう。

他人の言葉の裏読みなんて必要ないものです。

 

 

いつも笑顔を心がければ、何があっても心安らかでいられる

「和顔愛語」という言葉があります。

穏やかな表情で心優しい言葉を発するという意味です。

 

これこそが平常心を保つコツなのです。

 

かといって言われたことを単にはいはいと聞くのではありません。

 

優しい言葉の中にも自分の意志はきちんと含め、

断る時も冷静に優しい言葉遣いで断るようにしましょう。

 

 

クヨクヨしないで生きていく

もうダメだと決めつけているのは自分自身だと気づく

人生誰しも山あり谷ありです。

 

ああもうダメだと思うことがあれば

三者的立場から自分を見直してみてください。

 

無心となって自分の現状を見てみると違った側面が見えてくるものです。

何事も早々に決めつけないことです。

 

 

たら、れば思考をやめれば、人生は前進し始める

人の心を惑わす感情のひとつに後悔があります。

 

〜たら、〜ればと過去を後悔したところで人生は好転しません。

どんどん人生は悪い方向へ傾くでしょう。

 

現状の中でどう前向きに生きていくか考える方が

自分の為になると気づくべきなのです。

 

 

先入観から決めつける人と無理して付き合わない

少し前に血液型とか流行りましたよね?

 

A型だから几帳面なんでしょう?

B型だからマイペースだよね。

とそんな先入観で全てを決めつけてくる考えの浅い人と

一緒にいても自分にとって恐らくいいことは何もないはずです。

 

彼らの近くにいて言葉に振り回される苦労の方が余計です。

自分にとってマイナスな人とは遠慮せず距離を置きましょう。 

 

 

今日ほどいい一日はないと思い込んで、今日という日を暮らしていく

日日是好日」という言葉があります。

今日ほどいい日はないという禅の言葉です。

 

自分に暗示をかけてみましょう。

たとえ悲しいことがあってもいい勉強になった!

と前向きに捉えることです。

  

 

鈍感に生きていく方が幸せになれる

聞きたくないことは聞き流してしまっていいものです。

 

世の中にはアドバイスや注意、勉強になることと

時間の無駄になるような得るものがない話とがあります。

 

聞いてるふりをして聞き流すことも大人には必要なのです。

 

そうすることで無用に自分の心を乱すことをしなくていいのです。

自分にとって必要か必要でないかの見極めをきちんとつける必要があります。

 

  

失敗ではなく成功のチャンスを得たと考える

失敗をしたことのない成功者はいません。

 

失敗があったからこそより良い方法を見つけ出せた!

自分が強くなって、自信がついた!

と思えばいいのです。

 

失敗したからと言って落ち込む必要はありません。

チャンスだとポジティブに捉えるコツをつかみましょう。

 

 

相手の心を読み過ぎない

誰しも他人の心を察する能力をもっています。

 

しかし、心を読みすぎると自分が振り回されてしまう事態に陥ってしまうもの。

自分で勝手に悪い方向に想像をめぐらさないほうがいいのです。

 

相手の気持ちなんて自分ではどうしようもないことなのですから

心力を注ぎすぎないようにしましょう。

 

 

将来を細かく予測しすぎると心が不安になっていく

考えすぎてしまうと、

不安や恐怖から心が乱れ平常心で今やるべきことに集中できなくなるものです。

 

何事もだいたいで大ざっぱに考えるくらいにしておきましょう。

 

人生なるようにしかならないものです。

 

後編へ

後編に続きます。

よければこちらもご覧ください。

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