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人生は、運よりも実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている

 

はじめに

周りに何でこの人が評価されてるの?

 

と思う人いませんか?

 

 

僻みや嫉妬という感情を抜きに

ただ不思議な人っていますよね。

 

実力がそこまである訳でもなく、

特に何かに秀でている訳でもない。

 

 

なのに、他人から評価されている。

 

 

生き方が上手といえばそれまでなのですが

今回は彼らが知らずに使っているであろう、

『勘違いさせる力』というものに着目し解説しようと思います。

 

 

 

人生は、運よりも実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている

私達は錯覚の中に生きている 

 

えこひいきってありますよね。

 

自分はそれが嫌いだから感情を抜きにして

物事を正しく判断できていると思ってる人、要注意です。

 

どれだけ頭がいい人でも自分の無意識は操れません。

自分の経験や感情で無意識の決定がされているのです。

 

 

美人な人によろめいたことだってあるかもしれません。

 

 

結局は思考の錯覚なのです。

錯覚してることに当人はほぼ気づけないものです。

 

 

だからその錯覚を上手く利用できる人が人生を上手く渡ります。

 

どんなに真面目にコツコツしている人よりも

自分を大きく見せれる人の方が総体的にラッキーな結果をもたらすでしょう。

 

 

 

ハロー効果を効果的に使う

人が相手を評価する時、目立った特徴で評価をしてしまう事をハロー効果と言います。

 

例えば高級住宅地に実家があり、東大出身と聞くだけで

すごい人だ!と思ってしまう事です。

 

心理学で用いられる用語ですが、

いいようにも悪いようにも使えるものです。

 

身なりをきちんとし、言動や姿勢を正すだけで

この人はちゃんとした出来る人だというイメージを与えられるものです。

 

ちなみに

普段寝起きのような格好をしている人が

仕事ができたり、頭が良かったりすると

そのギャップで印象に残りやすくすることもできます。

 

 

自分はどういう人だと思われれたいか

それを意識し、そこから逆算して自分の行動をどうすればいいのか

見直す事をおすすめします。 

 

 

人は何故直感に頼るのか

人は何の理由も後付けがなくても

自分の直感は正しいと感じることがあります。

 

 

それは、シンプルに

直感に従わないと不安で不快で、気分が悪くなるからなのです。

気持ちいい方を選ぶのは当然のことですね。

 

 

ちなみに自分で物事をコントロールすることが

心身にどのような影響を与えるかわかりますか?

 

 

人間誰しもコントロールしたい願望というものを常にもっているものです。

そしてコントロールできるとより幸せで健康で活動的になりえるようにできています。

もしコントロールできなくなると健康は阻害され、

やる気をなくし、不幸になって、行動しなくなってしまうものです。

 

 

メリットデメリットを自分なりに経験し、

私達は無意識のうちに直感を頼ってしまっていたのですね。

 

 

この世は不公平

結局人間が作ったこの社会は不公平です。

 

自分は公平だと思っているえこひいき上司が山ほどいる訳ですから。

感情がある限り、えこひいきというものはなくならないでしょう。

 

 

直感で物事を決めがちな人間達に

直感で勘違いするように働きかける術を身につけるのが

一番の出世法かもしれません。

 

 

それがどうしても許せない人は

どこにも属さず、独立するしか道はなさそうなものです。

 

 

おわりに 

感想

今回『人生は、運よりも実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている』

という本を読み、参考にさせてもらいました。

 

 正直私にはとても読みづらかった一冊です。

 

口コミ評価も高く、タイトルも面白いと思い手にとったのですが、

そこまでかなぁ?と思うものでした。

 

しかし、改めてタイトルを読み返した時

「あ、やられた!」と何かしっくり来るものがあったのです。

 

 

悔しいけど、勘違いさせられて買ってしまった私は

すでにこの作者の手中にいたんだなと思い知らされたものです。

 

 

自分の持っている実力をコツコツ高めるより

勘違いさせるスキルを磨く方が早いし、

自分を大きく見せたことで可能性も大きく広がるものだと感じました。

 

 

馬鹿正直に生きるだけでは手が届かないものだってきっとあることでしょう。

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。