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感情を整えよう

 

はじめに

人間はいつしかお金と物を豊かにする生活ばかりを追い求め、

感情を疎かにしてしまいがちになってきています。

 

実は豊かな感情というのは

生活や人生そのものを豊かにしあなたの可能性を大きく広げていくものなのです。

 

損得で生きるな、理性を捨てて、好き嫌いで生きろ

 

この言葉の通り感情を豊かに整えてみませんか?

今回はそんな心の磨き方を紹介します。

 

 

感情を整える 〜ここ一番で負けない心の磨き方〜

人工感情は心にトラブルを起こす

感情は抑えるべきであって、

むき出しはみっともないもの。

 

と言われて育ってきている我々は

どんどん感情が人工化してしまっているものです。

 

 

個性のないマニュアル化された感情こそがそれです。

お酒を飲むと人が変わる人ほど普段天然の感情を押さえ込んでいる証拠です。

 

 

素直な生の感情は人の心を捉えて離さない強い力を持っています。

どんどん自然の感情を表に出していきましょう。

 

 

感情を整理する

近年、人は多くいるのに対して孤独を抱える人も多くいるものです。

 

それはなぜでしょう?

 

それは人工感情ばかりで接しあう人間関係が増え、

表面的な付き合いしか出来なくなった事が原因の1つです。

 

感情を整理する術を身につけましょう。

 

心にたまるマイナス感情を処理したければどんどん全面に出すべきなのです。

抱え込んで自分を壊すことが大人ではありません。

 

急増するうつ病はこういった感情の滞りから発生しています。

 

 

そして感謝はマイナス感情を薄める特効薬になりえます。

マイナス感情が生じたらプラスの感情を入れて薄めてみるのも1つの手です。

感情の流れがいい状態を心がけましょう。

 

 

たまには理性を捨てて好き嫌いで生きよ

「嫌い」という感情は固定されてしまうと

それだけで可能性に気づけなくなってしまうものです。

 

人間を直接的に動かす最も基本的な感情こそが好き嫌いです。

 

そして好き嫌いで判断して行動を起こした方が

圧倒的にいい結果になりやすいのも事実です。

 

人は本当に好きなものには多少の困難や障害があっても近づいていきたくなるもの。

 

成功者の多くは奇跡ではなく、

ただ好きだったという強い感情が原因のことが多いのです。

 

好きは奇跡を起こします

 

 

損得で動くより、気分よく生きよ

こっちを選ぶと得だとか、損だとか、頭で計算して前へ進むより、

感覚が気持ちいいという方に進んだ方が気分よく生きられるものです。

 

感覚は掴めるものではなく、触れるものです。

 

思考や知識にあまり依存しないようにいつも体を正直にしなければいけません。

ああしよう、こうしようと目的意識を持っているようでは正直にはなれないのです。

 

 

悲しい時はその感情に身を委ねる

悲しさにひたってなかなか出ようとしない人は

悲しさという感情に酔ってしまっているものです。

 

また、目の前の現実に打ち込み悲しみから抜け出す人もいます。

それでは悲しみを自ら強めてしまっているに過ぎません。

 

深い喪失感というのは簡単には埋まりません。

 

そんなときも素直に悲しさを受け入れ、

時間をかけて感情が変わるのを待つしかないのです。

 

終わりは始まりです。

 

その言葉を胸に希望を迎え入れましょう。

 

 

身構えず力を抜いて生きる

感情は水のように柔らかく流れているのが理想です。

 

心に強ばりがあるほど感情の流れが悪くなってしまいます。

 

強ばりは心が何かに囚われると生じます。

日頃から構えて構えていないくらいの緩やかな構えをもち、

生きることを心がけましょう。

 

そうすることで生きた感情は自然と現れてくることでしょう。

 

 

おわりに

自分では気づいていないつもりでも

私たちの自然な感情は抑え込まれてしまっているものです。

 

たまには感情に従って生きてみるのもいいかもしれません。

 

人として大切な感情というアイテムを上手く使いこなし

自分らしい生き方をしていきましょう。

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。