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気がきく人の習慣

はじめに

気が利く人と気が利かない人の違いはなんでしょう?

 

おもてなし文化が根付いている日本に置いて気が使えない人は

損をする傾向にあります。

 

逆に、気がつかえると言うだけで

「こいつは出来るヤツだ」

と思わせることもできます。

 

気がきく人になって得する習慣を身につけましょう。

 

 

 

気がきく人の習慣 

気がきく人は他人を喜ばせる
気が利かない人は自分を喜ばせる

人生は喜ばせごっこです。

 

自分の事しか考えられず、自己中心的な人は総じて気が利きません。

 

気が利く人は

他人を喜ばせることをいつも考えています。

 

今この瞬間だけ考えようと思って出来るものでもありません。

 

相手のことを考えられるかどうか

その人の人柄が滲み出るものです。

 

 

気が利く人は目の前の人を1番大切な人として接する
気が利かない人は目の前の人を大勢のうちの一人として接する

目の前にいる人をその他大勢のうちの一人として接すると

自分もその程度の扱いしかされないものです。

 

 

そもそも、人は人が喜んで笑う声を聞くのが好きです。

自分は何をすれば人を喜ばせることが出来るのか

 

それがおもてなしにつながります。

 

 

この人は何が好きなんだろう?

何をしたら喜んでくれるんだろう?

言葉や行動に心を込めることがかなり大切なのです。

 

 

まずは目の前にいる人から

重要人物を扱うように接してみてください。

 

そこから全ては変わり始めます。

 

 

気が利く人は世辞をいう
気が利かない人はお世辞をいう

「世辞」とは相手を慮る言葉を言うことです。

「お世辞」とは違うと知っていますか?

 

例えば、挨拶に一言付け加えられるかどうかです。

 

「いらっしゃいませ。」

「いらっしゃいませ。

おつかれではございませんか?

お寒かったでしょう。」

 

これが世辞です。

 

さりげない気づかいの言葉なのです。

難しく考えず自分がされたらほんわかするなと思う

言葉や行動を示せばいいのです。

 

 

気が利く人はとにかく聴く
気が利かない人はとにかく話す

人は皆とにかく自分の話を聞いて欲しがるものです。

 

ちゃんと人の話に耳を傾けられていますか?

自分が自分がと話し続ける人は嫌われますよね。

 

 

相手の立場に立って考えることが出来るかどうかです。

 

真剣に話を聞くことが結果的におもてなしになることだってあります。

背伸びをせず身の丈に会った向き合い方で心を持って相手と向き合うことが大切です。

 

相手に興味を持てば聴くことは楽しみに変わるはずです。

 

 

気が利く人はお客様を子供のように扱う
気が利かない人はお客様を神様のように扱う

 「お客様は神様」と

よく言われています。

 

疑問を持った人、正しい感覚をお持ちです。

 

そもそも神様なんて分かりづらい例えをせずに

身近な大切なものに置き換えてみるとどうすればいいのか分かるものです。

 

誰しもが経験したことのある子供時代。

 

子供は素直です。

いかに遊んでいただき、喜んでもらえるか考え抜いてみて下さい。

 

心は強引に開こうとすると固く閉じてしまいます。

相手が興味ありそうな話を笑顔ですると心は意外とすっと開かれるものです。

 

 

もし、分からなくなったなら

子供時代の自分の感覚はどうだったか思い返してみることです。

 

 

 

気が利く人はストーリーを売る
気が利かない人は物を売る

同じ物を売るにしても、売り方で人の心に響くかどうかが分かれます。

 

これがディズニーランドの戦略でうまい所。

 

アトラクションでの体験や

ワクワク感など感動が消えないうちに商品との出会いを演出しているのです。

 

商品に思い出を込めてお土産として持ち帰り、

いつ見ても楽しかった思い出を共有できる、

タイムカプセルにしているのです。

 

これがリピーターを作り出す仕掛けにもなっています。

決して押し売りはしていませんよね?

 

これが気づかいなのです。

 

 

気が利く人は他人の気遣いを発見出来る
気が利かない人は他人の気遣いに気づかない

人に気がつかえる人は人の気遣いにも敏感です。

 

そもそも、人が喜びを覚える時は

自分のことを意識してもらった時です。

 

 

人に気遣い、褒められると

それが嬉しくてさらに気遣いに磨きがかかりますよね?

 

 

どんな場面においても成長を促したい時は

仲間同士が褒め合う仕組みや、

上司が部下を見ているよと伝えることが大切になってきます。

 

 

愛の反対は憎しみではなく、無関心です。

 

 

関心を進んで伝えることで

あなた自身も関心を集められるのです。

 

 

おわりに

コンビニでありがとうさえ言えない人が増えています。

そんな人に気遣いができるわけがありません。

 

相手もちゃんとした人間です。

 

当たり前の一言を自分に習慣づけることからはじめましょう。

 

心を鍛え、磨くことは日々の行いの積み重ねです。

 

気がきく人は運が巡り何事も上手くいくものです。

 

 

自然に気がつかえるスマートな大人を目指しましょう。

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。