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メモの魔力

 

はじめに

情報化社会となった現代、

紙とペンを持ち歩いている人は少なくなってきています。

 

思いついたことや忘れたくないことを

メモするという行為自体が減ってきているのかもしれません。

 

 

しかし、そんな廃れ行きがちなメモですが

意外な力を持っていることをご存知でしょうか?

 

 

今回はメモの大切さについて

『メモの魔力』という本を参考に見ていきたいと思います。

 

 

 

メモの魔力

そもそもメモには2種類あるとご存知でしょうか?

 

・記録のためのメモと

・知的生産のためのメモ

 

どちらにしても得られるものがあります。

今回はメモのメリットについて触れたいと思います。

 

 

メモで鍛えられるスキル

メモを習慣化にすることで鍛えられるスキルがあります。

 

・アイデアを生み出せるようになる

・情報を素通りしなくなる

・相手の良い深い話を聞き出せる

・話の骨組みが分かるようになる

・曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる

 といったものです。

 

つい聞き流し忘れがちなものを

そこに留めることができます。

 

そこから自分の考えを作り出し

言葉にできることで可能性が広がるというものです。

 

 

人間に与えられた能力

人間にしたできない能力の一つに抽象化というものがあります。

どういうことかというと本質を考えるということです。

「なんかわかんなかったけどすごくよかった。」みたいな

それが出来るし感じられるのです。

 

 

直感を言葉に起こし記憶に残しておくことが出来る

それがメモなのです。

 

 

言語化が上手い人の2つの特徴

1.一見無関係なものの間に何らかの共通点をみつけ、

 結びつける思考法、アナロジー力が高い、

 分かりやすくいうと例えが上手い人。

 

2.抽象的な概念に名前をつける力が高い、

   あやふやなものを言葉で表現できる人。

 

 

言語化の第1歩は自分の心になぜを向けることから始まります。

アウトプットするために言語を考える訓練を続けることで

言語化能力はずっと磨かれていくものです。

 

自分を1歩ひいて客観視するようにし、書き出すことで頭を整理しましょう。

 

 

 

自分を知る

自分と向き合う時にメモは欠かせません。

自分を知ることができます。

 

 

就活の時の自己分析のようにできれば目を背けたい嫌な部分と対峙し

自分が何者なのか、何がしたいかしるきっかけを見つけられるものです。

 

 

たまには時間をとって自分の心と向き合い、

モヤモヤを文字に起こしてみましょう。

頭の中で考えるだけでは見えなかったものが見えてきます。

 

 

 

夢を叶える

言語化することで夢は現実になるものです。

 

夢を紙に書くと現実になるとはどこかで聞いた言葉かもしれません。

先にも挙げましたが、紙に書く行為は記憶に残りやすいものです。

ふんわりつかみどころのない願いより具体的な夢を表記して、

自分の潜在意識に刷り込みましょう。

 

 

言葉にしていない時よりも、

言葉にしている時の方がサポートを得られる確率が上がります。

 

自分を正しい方向に導いてくれる人に出会える可能性が高くなるものです。

言霊の力とも言われています。

 

そのためには、ポジティブで愛情を込めた言葉を発することです。

 

そして、多くの人を巻き込んで

自分自身にやらざるを得ないというプレッシャーをかけることです。

夢が叶わざるをえない状況を作ってしまうのです。

 

 

そうなったらもう夢は叶うしかないのです。

 

 

 

まとめ

結局、メモは姿勢です。

誰に見せるものでもなければ、ルールもありません。

なんでもいいんです。

 

自分と向き合う時間を用意しましょう。

 

人は頭で沢山の考え事をしています。

それを言語化して書き出す。

そして目で見て記憶に残す。

 

この小さな作業があなたの人生を大きく変えるかもしれません。

 

 

 

おわりに 

ここまで読んでくださった方は文字が読め、

意味を理解出来る頭のいい人たちだと思います。

 

自分の心を整理し、文字に起こすこと、

是非習慣化させてみてください。

 

 

あえてこの時代に、

気分の上がるペンやノートを持って

自分の気持ちを言葉で書き出す

贅沢な時間を楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。