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なぜ男はギャンブルに走り、女は占いにハマるのか

 

はじめに

【らしさ】とは

先日テレビで「女の子らしさ」について定義されていました。

 

 

老若男女に

「女の子らしく走って下さい」

と言うと皆なよなよぶりっ子している表現をしながら走るものです。

 

 

しかし、女の子にそれを言うと

彼女達は全力で最短タイムをだそうと走るものです。

 

自分らしくあることが彼女達にとっての女の子らしさにあたります。

 


Always #LikeAGirl

 

  

この動画を目にした時、

いかに私たちは言葉に縛られていたのかと衝撃を受けたものです。

 

 

しかしながら未だに男は男らしく女は女らしくと言われ

育てられているのが現実です。

 

 

 

無意識のうちに固定観念に縛られ、 

可能性を狭めてしまうのは勿体無いことですよね。

 

 

 

男女の脳の作り

しかし、それとは別に変えられない脳の造りというものがあります。

 

男性脳シングルタスク、女性脳はマルチタスクだと言われています。

論理的で競争志向にある男性脳に対し、共感・協調を重んじる女性脳。

 

 

初めから備え付けられている脳の作りが違えば考え方も違う、

 

 

だからこそ

「あーもー、なんで分かってくれないの!?」

と嘆いてしまうことは仕方のないことと言えるのです。

 

 

今回はそんな脳による考え方の違いをいくつか紹介したいと思います。 

少しでもお互いを理解する糸口になるかもしれません。

 

 

 

なぜ男はギャンブルに走り、女は占いにハマるのか

 今回は『なぜ男はギャンブルに走り、女は占いにハマるのか』の本を参考に

いくつか取り上げていきます。

 

買い物が止まらない女、アルコールに頼る男

買い物が好きな女の人、多いですよね?

 

休日にもなるとショッピングモールの椅子には

買い物に付き合わされたパパ達が退屈そうに腰掛けているものです。

 

 

自分の魅力を引き立ててくれるものを手に入れると女性は快楽を覚えます。

 

 

また、高い買い物をすると店員達が自分を女王様のように扱ってくれることも

買い物依存性を引き起こさせてしまう要因です。

 

 

普段味わえない大切にされている感を味わわせてもらえるのです。

ホストクラブもそうなのですが

買い物の方が敷居が低いので多くの女性がハマってしまうのです。

 

 

 

 

それに対してクラブやキャバクラで立ててもらえ快楽を得る男性。

 

普段の生活では得られない男のプライドを満たしてもらうのです。

 

 

女性のようにストレスを友達に話して発散できないので内に溜め込み

アルコールや薬物に依存してしまうのも男性が多いといわれます。

 

 

 

 

それぞれ寂しさの捌け口が違うだけで結局は同じ、

皆自分を大切に扱ってほしいと願う、寂しがり屋なのです。

 

 

ギャンブルに走る男、占いにハマる女

女性誌にほとんどないものと言えば、ギャンブル特集です。

競馬・競輪・パチンコ・麻雀色んな必勝法が紹介されているものです。

 

 

ギャンブルという勝負は

男性としての甲斐性を示したい、自分の強さを誇示したいという心理を刺激し

心理的快楽を得られるものです。

 

 

男性が男らしさを示したい時、その象徴はお金となるでしょう。

 

しかし、そんなことができる人間はひと握りであるからこそ一攫千金の夢を見るもの。

 

 

お金があれば妻にも偉そうな顔が出来るし、

高めのクラブにも行けホステスにちやほやしてもらえると思ってしまうのです。

 

 

 

しかし、ギャンブルでは勝てません。

 

 

数回大儲け出来たとしても

トータルで見れば主催者が儲かるように出来ているものです。

皆勝てると錯覚して大金を賭けてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

一方女性は運を味方につけようとします。

 

 

日本女性の受身文化によるもので、

頑張って勝ち取るより素敵な運が巡ってくることを待つことが根付いているのです。

 

 

 

何だか、どっちもどっちですよね。

 

 

 

別れる前に悩む女、別れを引きずる男

基本的には相手に依存しやすいのが男性です。

 

別れて引きづるのもそれがゆえです。

 

 

 

しかし、その割には何年か経つと妻を母親と見てしまうもの。

 

 

「妻がいないと靴下の置き場所すらわからない」

と言った自立のできない子供のようなセリフを偉そうにいう人いますよね。

 

 

そのくせこっそり浮気する。

 

 

全て妻に甘えているからこその行動なのです。

思春期の子供が母親の目の届かない所で悪さするのと同じ心理なのです。

 

 

多少悪い事をしても母親なら許してくれるという甘えから行動を起こす。

 

 

でも、妻は妻でしかないからこそ

離婚を切り出し夫が慌てるのです。

 

 

 

バカバカしい話ですね。

 

 

おわりに

脳の作りが違うからこその【らしさ】なのかもしれません。

 

 

昔に比べると男らしさ、女らしさは小さくなっているものです。

 

 

しかし今度は男女間のハードルが低くなったからこそ

結婚のハードルは高まる一方なのです。

 

 

 

程よいバランスを保ち、上手く共存して生きていきたいものですね。 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。