本とわたしの時間

まとめ・考察ログ
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みかこさん

はじめに

誰もが経験したことのある「青春」。

 

 

恋をしたり、進路に迷ったり、こっそりピアスを開けてみたり… 

 

 

学生が大人になる過程で迎える様々な葛藤を描いた作品を今回は紹介します。

 

 

みかこさん

あらすじ 

将来も恋愛も、全部が“未定”。残りわずかな高校生活は、噛むとがりっと音がする。--市村(いちむら)みかこ、17歳。席替えで隣に座った緑川(みどりかわ)はいまどき赤えんぴつを使う変な奴。最初は何とも思ってなかったみかこだが、たまたま2人とも同じバンドが好きだったことから、2人の関係は少しずつ変わり始める…。女子高生みかこの日々。「講談社コミックプラスより」

 

 

 

感想

元々、今日マチ子さんの絵が好きでした。

 

一つの絵が絵以上に何かを語りかけてくるようで。

 

 

今作「みかこさん」は漫画ですが、大半が絵です。

 

 

そして、厳選された言葉を紡いで絵を引き立てている、

そんな今作に心を鷲掴みにされました。

 

 

 

漫画というより、詩を読みながら画集を見ているという感じです。

 

 

 

日常の何気ないところを切り取って

主人公達の心情とリンクさせる、

 

 

一筋縄ではいかない青春を美しく表現してくれている作品です。

 

 

 

 

続編情報

1巻〜7巻(完)まで刊行されており、

みかこの日常を追体験できるものとなっています。

 

ぜひこちらもご覧ください。

 

 

 

 

 

おわりに

モラトリアムでかけがえのない17歳を

 

大人になった今、もう一度味わってみませんか?

 

 

懐かしくも、切なく、楽しく、愛しく、

心がキュンキュンするあの感覚を思い出すことでしょう。 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。