本とわたしの時間

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「めんどくさい」をやめました。後編

 

前編より

前編からの続きです。

まずはこちらからご覧ください。

 

an-books.hatenablog.com

 

 

 

「めんどくさい」をやめました。

「ない」への願い

「お金がない」「時間がない」「余裕がない」

ついつい口にしてしまう言葉ですよね?

 

これらの口癖は日々小さな擦り傷となり、

そのうち大きな痛みとなるものです。

 

 

これらの言葉を言う人は相応に

どれだけ時間やお金を持っていても

同じ言葉を繰り返すものです。

 

今あるものに目を向けていない証拠です。

 

 

今生活するための家や衣類、食べ物があるのに「ない」

スマホを見たりタバコを吸う時間はあるのに「ない」

 

 

きっと誰に遠慮することはなく、誰からも干渉されることのない

自分だけの自由が無ければ「ない」という括りなのでしょう。

 

 

「ないない病」の人達には解決志向そのものがありません。

口癖は潜在意識まで蝕み、

これからも永遠に「ない」状態を自ら実現させ続けていくしかないのです。

 

 

そんな虚しいことありますか?

 

 

今「ある」ものに目を向け「ある」ことを上手く使おうと努力する人から

その呪縛は解かれていくことでしょう。

 

 

「させたい」という暴力

誰しも自分の中に正義を持っています。

 

こうするのが当たり前、こうでなきゃいけない。

果たしてそれは本当に正しいのでしょうか?

 

 

相手に望む場合はもっとひどいものです。

命令とも受け取れる指示や要求に誰が素直に従うでしょうか?

 

「させよう」と自分の期待通りに行動することを相手に望むことは強要です。

 

自分にとっての正しさは相手の正義を傷つけてしまっていませんか?

 

必ずしもあなたの正しさはあなたにとっての正しさでしかありません。

 

 

「してくれない」と勝手に悲劇のヒロインを演じる前に、

他人をコントロールしようなんて暴力的なコミュニケーションは控えましょう。

 

 

 

愚痴を語る人は現状維持を好んでいる 

顔を合わせればグチグチグチ。

 

よくもまぁ、そこまで喋れるなという人がいます。

 

本人はあまり気にしていないようですが、

愚痴は聞かされる相手からエネルギーを吸い取っています。

 

 

そもそも愚痴とは、解決する気のない問題を

自分は被害者だという立場でずっと語っているものです。

 

そして大概は自己評価をあげ、自己重要感を満たすことが目的です。

 

 

ただただ、現状維持を望んでいるのです。

 

 

真に受けて解決策を提示したりしても

「でも」「だって」と抵抗言葉が返ってくるのがその理由です。

 

 

なんの生産性も生まない愚痴、

そんな愚痴を言いそうになったら自分自身の欲求に向き合うべきです。

 

 

 「自分はどうしたいのか」

自分の思考、感覚、感性に素直になることが大切です。

 

できないと重み自分の欲求をごまかすのではなく、

本当の欲求を解放することです。

 

「私」自身を解放した時に、あなたは愚痴から解放されます。

 

 

友達や同僚が愚痴り屋の場合は

「あなたはどうしたいの?」と聞いてみてあげてください。

 

 

愚痴は減り、あなたの負担もきっと減ることでしょう。

 

 

おわりに

言葉は身体に直に作用します。

 

言葉は私たちの体を作っていると言っても過言ではありません。

 

 

しかし言葉だけでは何も起こりません。

動き出してこそ結果は手に入れられます。

 

 

自分の感性に従い、とにかく行動することです。

 

 

言葉に無自覚な自分を改めること、

まずはこれから始めてみてください。

 

 

時に刃物となり、時に宝物となる言葉。

人間だけに与えられた素敵な道具を活かしていきましょう。 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。