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折れない心のつくり方  前編

 

はじめに

折れない心と強い心というのは違います。

 

私達は

何があっても全く痛みを受けない強靭な心を目指す必要はありません。

 

どちらかといえばしなやかに「しなる」ことができ、

どんな圧力や負荷がかかっても変化に柔軟に対応しながら

自分自身に戻ることができる「竹のような心」を目指すべきなのです。

 

 

そのためには自分の弱みを素直に受け入れることが大切です。

 

 

体だけでなく心を壊さない為にも折れない心を身につける術を

今回は紹介していきます。

 

 

 

折れない心のつくり方

体が健康でなければ心は健康にならない

心と体は繋がっています。

身体を整えること=心の状態を整えること

なのです。

 

例えば、心の問題を抱えているなら体の声を聞いてあげるというように

両側面からのケアが大切なのです。

 

 

まずは姿勢を正すといった身体アプローチからはじめてみましょう。

姿勢がいい状態だと心のキャパシティは増え、悲観的になりにくいものです。

 

健全な心は健全な体からです。

 

 

 

 

緊張と弛緩の間

折れない心を作ろうとして心の悲鳴を無視して我慢を続けたり、

極度な無理を強いることはまちがいです。

 

安心しすぎても極端な緊張を強いられても折れやすくなってしまうもの。

 

柔軟な心には「適度な緊張」が不可欠なのです。

 

 

人は常に何かに挑戦し続けることによってのみ強くなれるものです。

 

一切の挑戦をやめてしまった後では

真の幸せを得ることも成功を手にすることも難しくなります。

 

 

何かに傷ついてそれ以上傷つかないように自らを守る行為は逆効果で

傷ついても自ら奮い立たせ、新しい一歩を踏みだす事でしか傷は癒せないのです。

 

 

これが折れない心を作るには大切なのです。

 

 

人を支配する6つの恐れ

「恐れ」は私達人間にとって大敵であり、

心が折れてしまう主要因になるものです。

 

1.人と違うことへの恐れ

2.何かを失うこと、変えることへの恐れ

3.失敗することへの恐れ

4.拒絶されることへの恐れ

5.将来への恐れ

6.自分の能力(資質)に関する恐れ

 

 

これらに心を支配されない為には「根拠」を自分自身に冷静に問うことです。

漠然とした不安に飲み込まれないよう、

自分と対峙する癖をつけましょう。

 

 

自分の弱さを認め、失敗を許す

人が何かの困難に取り組もうとするとき、立ちはだかる不安や恐怖に打ち勝とうと

「勇気」を振り絞ることがあるでしょう。

 

しかし、本当の意味での勇気は恐怖に勝つことだけではありません。

 

自分の中にある弱さを認めない限り真の勇気は発揮できないのです。

 

 

この世に存在する失敗のほとんどが失敗ではなく、

真実や正解も必ず一つではないと知ることが心を強くする上で重要になってきます。

 

 

おわりに

 

生きているかぎりこれからも様々なことは起こります。

 

私達がいたずらに悩んでしまう原因は何事も「自分ごと」として捉えているからです。

 

 

真に心豊かに生きていくためには今より「少しだけ」大きなスケールで

物事をかんがえることです。

 

 

小さな自分の世界に閉じこもり

自分の勝手な価値観に振り回されているようでは悩みは苦悩は消えないでしょう。

 

 

全てはあなたの心がけひとつです。

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。