世界のトップ1%に育てる親の習慣 前編
はじめに
学校や塾に教育を外注してテストで良い点を取るような教育は
将来の子供達の人生を幸せなものに出来るのでしょうか?
これからのグローバル化した社会で生きていくためには
凝り固まった過去の教育に囚われていてはいけません。
「自分はできる」といった自己肯定感を高め、
失敗を恐れずリスクをとって自らの潜在能力を広げられる可能性がある
家庭教育について今回は紹介したいと思います。
世界のトップ1%に育てる親の習慣
子供を“肉食系”に育てよう
肉食系、草食系と聞くと恋愛においての姿勢を想像してしまいがちですが
そもそも肉食系とは、
肉食動物のように自分の本能と感性の赴くままに未知の荒野で
好きなことには積極的に飛びついてリスクを恐れずに
チャレンジし続けられる人材のことです。
子供を過保護に育て上げ過ぎてしまう親があまりに多い昨今。
決められたことを受け身でこなす草食系が急増しています。
肉食系に育った子供が今後、群を抜いて活躍することは目に見えているものです。
子育てのミッションを決める
子育ては特殊で難しいと言われがちですが、
ビジネスと同じように考えてみることです。
子育てをマネジメントし、
何のために子育てをするのかというミッションを決めてみることです。
例えば「明るく元気に」育って欲しいと思うなら
ポジティブな自己肯定感を身につけさせる必要があります。
そのためには
あるがままを認めて、褒めて、愛情を注いであげること。
これが大切だと分かりますよね?
ただ単に「明るく元気に」育って欲しい!と
漠然に思っているだけ何もしないようでは
家庭教育そのものを放棄しているようなものです。
子供に対する親の態度は一生影響する
親が子に与えられる最高の愛情表現は
「どんな時でも何があってもあなたの味方です」
と
「いつもあなたを見守っているから安心して下さい」
というメッセージです。
これらの愛情表現は毎日力強く伝えるべきなのです。
子供の表情や行動をよく観察して
心のこもった話し合いをしたり、
手を握ったり頭を撫でたりボディタッチを駆使して接してあげましょう。
そんなこともしないで
偉そうにしつけをしたり、怒鳴ったりしているようでは
自己肯定感は望めません。
その子の将来には暗雲が立ちこめるような家庭教育なら
しないほうがマシというものです。
全て自分でやれる=「自立」ではない
大人が何も手出しをせず、なんでも子供にやらせるというのは
自立した人間になる上で大きな間違いなのです。
口でガミガミああしなさい!こうしなさい!という前に
率先してお手本を見せてあげるべきなのです。
親と子供は他者であり、別人格です。
親子関係を主従関係と履き違えないようにしましょう。
指示待ち人間で自立できていない大人は今の日本にも多くいます。
これは自己肯定感を親が著しく下げてしまった結果です。
指示しながら自立を促す行為をしてしまっていないか
保護者は常に確認する必要があるのです。
後編へ
後編に続きます。
こちらもご覧ください。