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被害者のふりをせずにはいられない人

はじめに

あなたの周りに被害者ぶる人いませんか?

 

一昔前の言い方では悲劇のヒロインとも言われており、

自分はかわいそうだと同情をかって味方を増やそうとする陰湿なタイプです。

 

昨今、被害者ぶる人が急増しています。

 

どうしてそうなってしまったのか?

そういう人との接し方などを今回は解説したいと思います。

 

 

被害者のふりをせずにはいられない人

被害者ぶる人とは

そもそも被害者ぶる人とはどんな人でしょうか?

 

モンスターペアレントやクレーマーもその1種です。

 

子供を産んだせいで自分の人生がめちゃくちゃになった

と思い込む母親も間違いなくそのタイプです。

 

 

 

三者から見ると自己中心的考えも甚だしく

ただただ腹立たしく感じることでしょう。

 

 

しかし、当事者は気づいていないのが怖いところなのです。

 

自分は被害者だから相手が悪いんだと

他人に迷惑をかけていることが分からないのです。

 

 

自分の意見が通らない、自分を大切に扱ってもらいたい

という思いから 

 

相手が変わらないのなら、

自ら進んで弱者を演じ

何の非もない相手を悪者に仕立てるというのが

被害者ぶる人なのです。

 

 

 

被害者ぶる人が増えた背景

ではなぜ、被害者ぶる人は増えてしまったのでしょうか?

 

 

一つの原因に情報化社会の影響があると言えます。

 

元々いた被害者ぶる人が

SNSやネットを通して声を届けやすくなってしまったのです。

 

 

さらに拍車をかけて

格差の拡大

クレーマーが得をする社会

自己責任社会

という背景も影響しています。

 

 

 

格差の拡大

人はSNS上で自分を大きく見せたがるものです。

 

特にセレブな芸能人や有名人は自慢大会のように日々の贅沢三昧を投稿しています。

そんな生活をいとも簡単に知ってしまうことで格差を味わってしまうのです。

 

 

そして、今辛い思いをしているのはこういったお金持ちのせいだ!

といったような足の引っ張り合いが被害者ぶる人を増やしています。

 

 

直接雇い主に文句を言えない人が

華やかな生活をする芸能人に怒りの矛先を向けていることが、

 

炎上して広告収入を増やすお手伝いをしていることになるので

結局利害は一致しているのでいいのかもしれませんが。

 

 

 

クレーマーが得をする社会

ネットで悪評というのは一瞬で広がってしまいます。

 

問題が明るみに出る前に抑えようと企業は

クレーマーの要求を飲むようにもなってきてしまいました。

 

SNSの発達を武器にされることは企業にとっては驚異でしかないものです。

 

残念なことに味を占め、得をするとわかると

クレーマーはさらに増え続けます。

 

 

これでは永遠にいたちごっこから抜け出せないのです。

 

 

 

 

自己愛と人格のゆがみ

結局被害者意識が強い人の根底には

図太い自己愛が根付いているものです。

 

 

自分は大切にされなきゃいけない、

自分はすごいんだという思いが

すごくない大切にされない自分を受け入れられず起きてしまうものです。

 

 

親の期待に答え続け自己評価を維持するためにあの手この手を使い、

満たされない虚しさを抱え続けているという

 

親からの強い自己愛がコピーされた人格のゆがみなのです

 

 

それに自分自身で気づき変える事でしか抜け出せないのです。

 

 

 

 

被害者ぶる人への対策法

被害者ぶる人は性格的に大人しくて従順な人、

職場や家庭の人間関係で自分より立場の弱い人をターゲットに狙い撃ちします。

 

 

もし、攻撃をされた場合早めに反論することが大切です。

 

 

これ以上つけいらせないという意思表示や

ターゲットにすると危険だという意思表示が大切です。

 

 

冷静さや威圧的な声では相手に被害者を装う材料を与えてしまうので

できる限り早く、墓穴を掘らないよう落ち着いて反論する事です。

 

 

被害者ぶる人は取り扱い注意の危険物であり素手で触るとケガをします。

かといって無視する訳にもいきません。

 

 

なので敬語という適度な距離感を忘れない事です。

堅苦しく近寄り難い印象を与えるからこそ自分の鎧になってくれるもの。

 

 

被害者ぶる人の思うツボにならないよう、

自分自身を守ることを優先させましょう。

 

 

おわりに

被害者なら何をしても許される訳は絶対にありません。

 

被害者のふりをして他人を悪者に仕立てあげ攻撃する

そんな人達を好き放題させてはいけません。

 

 

まずは対策を講じ、

自分自身もそういう人にならないよう

コントロールすることです。

 

 

満たされない虚しさに飲み込まれませんように。

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。