金持ち父さん貧乏父さん
はじめまして『和菓子のあん』です。
金持ち父さん貧乏父さんと聞いて「あぁ、すごく複雑な家庭環境で育った子供の話何だろうな」と浅い予測をしていた10数年前。そもそも読破後に嫌な気分に引きづられる事が嫌いなもので不幸話ものは正直避けていました。
あの頃の自分をブン殴りたい
目からウロコが落ちるとはこの事か‼︎と思い知らされた一冊でした。
ビジネス本なんてお堅いどっかのお偉いさんが暇を持て余して権力を振りかざし、持論を押し付けてるんでしょ?なんて生意気思っててすみませんでしたー!
作者:ロバート・キヨサキ
ロバート・キヨサキさん、素晴らしい人です!
お金と人生についてここまで分かりやすく解説してくれてるなんて…
ありがたすぎます(´ཀ`∠)‼︎
本文にも記載されていますが、
進んで自ら与える=心が豊か=巡り巡って自分に返ってくる
それをちゃんと実践されています。
お金の教育
まず、お金の教育と聞いて何を思い浮かべますか?
日本人の大抵は
「え、算数のこと?」
「経済学専攻の人がするものでしょ?」
と思うんじゃないでしょうか?
確かに数字に強い人、頭のいい人、名の知れた有名大学を出た人、
素晴らしい事です。
でも必ずしもその人達皆がお金に困っていないでしょうか?
という事です。
好きな職に就き、愛する家族に囲まれ、
「あぁ、もう自分の人生さいっっこう(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎!!!!!アゲ!!!!!」
って人は時間が勿体無いので読まなくていいです。
誰しも隣の芝はめちゃめちゃ青く見えるもんなんです。悲しいことに。
お金がもう少しあったら〜
毎日もう少し寝てられたら〜
休みがもっとあればなぁ〜
毎日もう少し寝てられたら〜
休みがもっとあればなぁ〜
↑ ↑ ↑
一つでも当てはまる人、お金の勉強してみませんか?ということです。
洗脳や自己啓発の類ではない私達がいつも気にかけている「お金」そのものと向き合う事を教えてくれます。
流れに身を任すんじゃなく自分の頭で考えるということ。
「算数苦手だったし難しい事は苦手ー」
と目を背けていると一生タラレバ娘。(懐かしい)ですよ!
日本人が受けた教育
特に私達日本人は 中々重度な型にはまった教育で育てられてますからまず頭を柔らかく赤ちゃん戻りする必要があります。←
テストでいい点をとるためだけの授業や教育を受け、大学に入りいい会社に就職する事。それが、BESTなんだ!親の希望であり素晴らしい将来が約束されているんだ!
なーんて
つまんない考え方に染められてませんか?
きっと周りにいた大人達はお金の勉強をせず、自分が通ってきた一つしかないイバラの道をフォトショで加工して美化するしか術がなかったんだろうからしょうがないんですけど。
お金のために働く以外の方法があるんだって事を気づかせてくれます。
あ、でも一つ注意!
楽するとかサボるとかそういう事ではないですからね。
たまにありますよね
『楽して〇〇万円稼ぎました!』
『この石を買うだけでどんどんお金が舞い込んできたんです!』とか。
あれ?じゃあ何で皆それをして大金持ちがわんさか溢れてる日本国になっていないの?
どっちかというとローンや請求書の支払いにあくせくしてない?セールや特売日に長蛇の列作ってない?ねぇ、なんで?ねぇねぇねぇねぇ?
…って話な訳で。
苦労をする
この本の金持ち父さんが言うように苦労はします。きっと。
勉強したり、自分の頭をフル稼働して考えます。
『苦労は買ってでもしろ!』どこかで誰かが言ってましたね。
ただそこで立ちはだかるのが恐怖です。
恐怖に立ち向かうこと、
これが一番の苦労だと思います。
だから皆そこで諦めてしまって
「めんどくさい、もういいやー( ´Д`)y-~~」と投げ出し、
気楽で慣れ親しんだ場所に戻り、タラレバを繰り返し生きていくのです。
それも苦労。全部苦労。
苦労しない人間なんているのかな?いたら…人間じゃない(カモ
どの苦労を選んで取るかが人生を変えます。
目先の苦労を取って長い目で見て得をするのか、
はたまた苦労を先延ばし先延ばしにし、一生苦労し続けるか。
全ての人生やお金に関する根本の考え方がきっと見直されます。
おわりに
私だって小さい頃からこんな金持ち父さんからの英才教育を受けて育ってみたかった‼︎
うらやましー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾と何度思ったことか…
でもきっと今だからこそ、
大人になった今だからこそ分かる事もあると思う。
このタイミングで出会えてよかったと思えた一冊でした。
初版が2000年に発行されて以来全世界で読まれ続け、ビジネス書ランキング上位に鎮座し続けている理由がここにあると思います。
ただ一つ、個人的に気になることが…
2019年現在、改訂版として紫色ベースの表紙カバーで売られているものが主流だと思います。改訂版前の表紙の方が可愛かったよねー??
↑(違う本だけどこんな感じ)
金持ち父さんと貧乏父さんのイラストが入ってて。
ビジネス書っぽくないからダメだったのかな?
私は初めて見た時がイラスト版だったから実際この本を買いに書店へ行った時
「えっ…むむ紫⁉︎ 思ってたんとちゃう…」
とショックを受け買うか悩んだ程でした。笑
ま、でも内容は違わないので安心してください!
ざっくり自分の主観を交えつらつらと書きましたが、
「金持ち父さんの教え」だとか
「資産や負債について」もそうだし
「キャッシュフロー」のことも。
ここでは全く触れてない興味深いお金の哲学が盛り沢山です!
ビジネス本に抵抗がある方でもすんなり読みやすいエッセイ形式なので
気になった方は手に取ってみてください 🎶
さぁ、次はどの本を読もうかな〜