論語
こんにちは『和菓子のあん』です。
中国といえば、
爆買い!偽キャラクター!飲茶!北京ダック!エビチリ!フカヒレ!
とまぁ色々出てきますよね(↑ほぼ食べ物)
じゃあ昔の中国といえば?
漢とか隋とか秦とか最近では三国志で有名な三国も名が知れてますね!
春秋時代って聞いたことありますか?
自然が色づく過ごしやすい春と秋の名前が入った綺麗な名前ですよね。
日本でいうとだいたい縄文時代。
土器を作り出したり象を追いかけたりしてた頃。
2000年以上前に存在し今もなお慕われ続けている人。
それが『孔子』。
孔子
「こうし」
小さい牛でも女性でもありません。←
有名なところでいうと【儒教の祖】です。
「どうせ儒教って宗教なんでしょー?」
と懸念しがちですが道徳寄りだと思ってください。
日本人の私達が聞いてもしっくりくる様な事を言ってくれてます。
キリストが生まれキリスト教ができるもっともっと昔から
中国では国単位で考えの基盤とされていたもの。
「じゃあそれを広めたなんてどんな人やねんΣ(-᷅_-᷄๑)‼︎」
とまぁ気になりますよね。
さっくりいうと
貧乏生まれ貧乏育ちにして17歳には天涯孤独になったにも関わらず、
独学での勉強のすえ3,000人もの弟子を従えていた
というなんともスゴイ人なのです。
今このネットが普及した時代でも同じ事をするなんて
難しいのに、当時の事となると想像を絶します。
だって日本人はまだ竪穴式住居に住んでますからね!
儒教
そんなにも国民の心を掴んで離さなかったものってどんなものなの!?
「どんなにテレビショッピングでいいと言われてるものでも
自分の手で使ってみないと納得しないんだから( *`ω´)」
という人お待たせしました。
ざっと孔子が大事だと言っている事を挙げてみます。
孝
親を大切に思う気持ち
仁
相手に対する思いやり
徳
民衆の規範となる行動
礼
道徳的規範・法律・ルール
恕
自分と同じくらい相手を思いやる心
中庸
何事も程々でやりすぎない事
和
譲り合いの精神をもち争いごとを避ける
義
私利私欲に囚われない善い行い
智
学問に励み善悪を判断する
信
約束を守る、誠実である
とまぁこんなものです。
ここで気づきませんか?
これ、小さい頃に親が子供に言い聞かせてる事なんですよね。
「じゅんばんこしようねー」
「ママとおやくそく、ゆびきりげんまん♪」
言い方は違えど内容は一緒なんです。
一気に儒教が身近に感じたと思いませんか?
名言
やはり指導者、リーダーとしての力量がハンパない孔子は
人をやる気にさせる力や叱咤激励してくれる名言を数多く残しています。
①
訳:力を尽くしている者は、途中で倒れるまでやる。お前はまだ倒れていないだろ。
駅伝で倒れるまで走っている選手いますよね!
這ってでも進もうとする選手だっています。
例えしんどくたって体の限界が来るまで頑張ったのか?という事です。
マラソン大会とかで「あーもう疲れたぁ(´Д` )」とか言ってサボる女子、
ブン殴りたくなりますよね。←
②
訳:孔子は人に教える時、まずやってみせる。その後に口を開く。
口だけのペラペラ薄っぺらい言葉を連ねて自分を大きく見せる人いますよね。
親だって教師だって上司だって経験ないですか?
テレビを見てたって思います。
「誰が言うとんねん( ゚д゚)‼︎‼︎」
口数が少なくても体現した人の背中は大きく見えるものです。
③
訳:貧乏でいながらも学問を楽しみ、金持ちになっても礼儀にいそしむべし。
「うち貧乏だから…」
とか卑屈にならず知る事・学ぶ事を楽しみ、
「俺は金持ちだから何してもいいんだ!」
とかバカみたいな考え方はするなということですね。
この辺は今を生きる大人達に読んでもらって
自分を見つめ直して欲しいものです。
おわりに
以上が儒教が人生哲学のバイブルで、
出世したい人は読むべきと言われる所以なのかもしれません。
上記で紹介したものもほんのほんのほんの一部に過ぎないので、
興味を持って頂けたなら一度触れて論語に触れてみることをオススメします。
論語に関する本は本当に尽きないくらい数多く出されています。
「漢字がいっぱい並んでると読む気が失せる 」だとか
「さっくりいいとこ取りしたい」という方に
私が読んだ本を数冊紹介します。
昔から変わらない人間の思想、哲学って本当面白い。
さぁ、次はなんの本を読もうかなぁ。