【レビュー】ふつうな私のゆるゆる作家生活
はじめに
今回は上京して作家となり、
色々な感情とともに送る日々を4コマ漫画調で描かれた作品を紹介します。
ふつうな私のゆるゆる作家生活
あらすじ
感想
まず言えるのは、
行動力がすごい!
運がいい!
何もないと言いながらセンスが溢れすぎ!
ポジテイブ!
ということです。
行動力に脱帽。
興味ないの展覧会や講義にも軽い気持ちで参加してみる行動力。
当日になって「あーめんどくさい。」となるのもよく分かるものです。
でもたった一つの心に残る言葉を見つけられたらラッキー!
という考え方がとても素敵だと思いました。
人間は皆、初めてのものや知らない事には恐怖を感じる生き物です。
しかし、そんな感情に惑わされず
直感でやってみたいと思ったら動き出すフットワークの軽さ、
経験してみて初めて知る自分自身の感情、
それを知れただけでも行動しなかったよりマシだという前向きな考え方に
とても好感を持ちました。
センスありすぎ!
特に勉強ができるわけでもなく、居残り勉強してた組だったと作中で豪語しています。
自分には何もなかったと言いながらも、
家に帰れば親が自分の絵を見て褒めてくれる環境があり、
油絵科の卒業制作で賞をもらい、
コンテストに応募すれば次々に受賞するなど
どんだけ才能豊かなんだよ!と
ツッコミたくなってしまいました。
そのことから、どんなに才能豊かな人でも
自分で何もしなければ「何もない人」で終わってしまうという事。
唯一無二な自分自身のために
自分の好きを大切に
行動することの大事さを改めて思い知りました。
できないこと、やりたくないことにばかり目を向けるのではなく
今できること、目の前の好きなことを突き詰めた時に
新しい道は拓くんだなと思った作品になりました。
おわりに
女子ならではの繊細さ、
表に出さない胸の内を細かく表現するこの作家さんがお気に入りです。
あるある〜と笑いながら且つ
こうやって作家になったんだーという発見がある
ホッと気楽に読める作品です。
興味を持たれた方は是非手にとってみて下さい。
さぁ、次は何を読もうかなぁ。