本とわたしの時間

まとめ・考察ログ
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おとなになる本

はじめに

大人になるということは、

 

歳をとるっていうこと

体が大きくなるということ

大切な人を守るということ

人を愛すことが出来るということ

自分の責任が増えるということ

お金を稼ぎ生きていくということ

 

 

それらを前提として、

さらにより良い大人になる為の心構えや考え方を

 

 

今回は『おとなになる本』を参考に紹介します。

 

 

おとなになる本

子供の頃に憧れた大人になれていますか?

子供の頃は大人に憧れていたものです。

 

自由が手に入り、必ず幸せになれると思ったいた人も多いのではないでしょうか?

あの頃の自分は自分の可能性を信じ、夢見る力がありました。

 

 

大人になるとなぜ自分の可能性を信じれなくなってしまうのでしょう?

諦めるものだから?

 

 

だとしたら心の中の悲しみや焦りは何なのでしょう?

 

 

 

きっと理想の全てが叶わなくても

自分で選んだ人生を自分なりに生きられたら

苦しみは減ると思います。

 

 

 

「つまんないなあ」とか

「なにかおもしろいことないかな」っていう口癖を変えましょう。

 

 

たとえ望んでいたのはこんな人生ではなかったし、

もっと私らしい生き方があるはずだと思うなら、

 

 

動き出すことです。

 

 

今からその方法を紹介します。

 

 

 

 

 

まずは夢と現実のギャップを埋めること

どんな人生を送りたいかはっきりさせることです。

ぼんやりこうなればいいなーとか思ってるのは子供の夢でしかありません。

 

 

大人になるということは

自分の現在地を把握し、

現実の中から道を探し出し進み出すこと。

 

 

うずくまって悲しんでいても道は見つからないともう理解しているはずです。

立ち上がって周りを見渡し、歩き出すしかないのです。

 

 

 

 

自分を知る

何をしてたら楽しい?

満たされる?

リラックスできる?

夢中になれる?

 

道が分からなくなったらそれらを思い出してください。

 

 

大切なものが人生の大きな目印になります。

 

 

好きなものをむげにしないように。

 

好きなものを大切に扱える人が

好きなものに助けられるものです。

 

 

あなたの敵

敵は誰ですか?

周りの人間や社会でしょうか?

 

実は誰よりも深くあなたを傷つけ苦しめているのは、あなた自身です。

 

 

あなたの中の理想主義者が満足せずあなたを苦しめています。

あなたの中の批評家があなた自身を全否定しています。

あなたの中の悲劇の主人公が現実に立ち向かう能力を奪っています。 

あなたの中の夢想家があなたから現実を奪っています。

 

 

あなたの内側に潜む敵をあなた自身が生み出し育ててしまっているのです。

 

彼らをコントロールし、

あなた自身から解放されるべきなのです。

 

 

自分を尊重すること

ありのままの自分を受けいれましょう。

 

完璧な人間なんていないものです。

 

長所や欠点が唯一無二のあなたを作り上げています。

 

 

自分を粗末に扱っていませんか?

 

 

まずはあなた自身が最大の味方になりあなた自身を尊重しましょう。

そうすることで周りの人間もこぞってあなたの味方になってくれるものです。

 

 

自分を大切にできない人は誰からも大切にされません。

 

 

自分の力を信頼し、あなたの中にある力を最大限に生かしてください。

 

 

自分の気持ちを正直に話すこと

これが中々難しいことです。

 

要求したり、拒否したりするにも勇気がいるでしょう。

 

しかし、自分の人生の為にも

他の人の人生の為にも素直に話す事が大切です。

 

 

嫌われることを恐れて自分の意見を言わず、

後になって悔やんだり恨んだりする。

不機嫌な口調になる。

 

それでいいのでしょうか?

 

 

相手があなたの気持ちを察してくれることを期待しても

あなた以上に理解することは不可能なことです。

 

 

それで裏切られ、腹を立てたり悲しんだり、悔しむのはお門違いなものです。

 

 

 

自分の気持ちを正直に話すことは自分を大切にすることです。

 

落ち着いてゆっくり、

だけど素直にはっきり、

自分の気持ちを話してみましょう。

 

 

嫌なことは嫌だと言うことです。

頼みたいことは頼んでみよう。

 

 

初めは難しくてもだんだん上手く出来るようになるはずです。

 

少しずつ、少しずつ。

 

 

自分の頭、心、身体、全てで決断すること

どんな時でも自分で選び自分で決断することは大切です。

 

しかし、感情的になって決断したり、

頭だけで考えて決断したりしないようにしましょう。

 

 

頭、心、身体の全てがイエスという時が来るまで焦らなくていい。

チャンスを逃さないよう自分と向き合い続けましょう。

 

 

声の大きな人や、

話の上手い人の意見を聞いていると、

なんだかそれが正しい事のように思え丸め込まれてしまいがちです。

 

 

しかし、忘れないでください。

 

あなたはあなた

 

自分らしく、楽しく生きるために

自分で未来を決断してください。

 

 

おわりに

とても読みやすい絵本のようなこの一冊。

 

子供から大人まで簡単に読めることでしょう。

 

一度読むだけじゃなく、

年を重ねて読み返したりすることでより一層深みが出る一冊だと思いました。 

 

 

 

結局、自分の人生は自分の心と考え方次第で

どうにでも変えられるということです。

 

 

自分を大切に生きていきましょう。

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。