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必ず伝わる説明の技術 後編

 

前編より

前編より続きです。

よければそちらもご覧ください。

 

an-books.hatenablog.com

 

 

必ず伝わる説明の技術

感情をおさえて話す

人には心理的にぶつけられた感情には同じ感情で押し返そうとする

返報性のルールというものがあります。

 

感情的に話すと相手も食ってかかってきてしまうのがそれです。

 

また、信頼度を損なうことにもなりかねないので要注意。

感情は説明に不要です。

 

 

はっきりと語尾を発声する

たとえば、同じ商品を買うのに

 

自信満々に話す人からと

オドオド不安げに話す人と

どちらから買いたいでしょうか?

 

 

堂々とした立ち居振る舞いはもとより、

言葉の語尾がぼやけると自信なさそうに見られてしまいます。

 

それだけで説得力が落ちてしまうので避けましょう。

 

 

信頼を得るには相手をよく見る

自分の状況をよく理解してくれていると思う人には信頼関係が芽生えるもの。

 

相手の行動と言動など一挙手一投足を見過ごさないようにしてから

自分のお願いを伝えることです。

 

会う前の準備段階で相手を調べることも大切です。

この努力が、初対面の印象を全く変えます。

 

 

覚えられたいな自己開示をする

自分と相手との接点が多いほど相手に親近感を与えられます。

 

その方法が身の上話を入れるということです。

 

それだけで自分という人を覚えて貰えるようになるのです。

 

たとえビジネス上での関係者であっても

ふと身の上話をするだけで心を開いてもらえるようになるものです。

 

 

協力したくなる説明

1.応援

ひたむきな行動、姿勢を説明できれば相手は協力します。

まもりたい、育てたいと思ってもらえたらラッキーです。

 

2.お返し

相手に便宜を図ったことを説明して

ギブアンドテイクの心を引き出し協力してもらうこと。

 

自分も相手の力になりたいと思うのが人間の心理です。

 

3.利用

協力すると今後メリットがあると思っていれば協力してくれるもの。

価値のある人間だとアピールすることも大事です。

 

 

自分の努力を伝えると人は動く

結果に向けての努力とそれを正確に説明して報告することで相手の心が動くものです。

 

経営者や有名人が自分の努力を

SNSやテレビなどで皆に伝えて親近感をもってもらうのもこのためです。

…たまに自己陶酔型の場合もあるので一概には言えませんが。

 

行動力とやる気で仕事仲間の協力を得られるなら

どんどん伝えていくことが得策になることもあります。

 

 

笑顔は武器になる

笑うと存在感を出せるものです。

 

意外にもコミュニケーションの一つである笑顔が出来ていない人が沢山います。

 

自分の事でいっぱいになり気持ちが入りすぎて

真面目で固い顔になってしまっていないか確認しましょう。

 

 

また、ヘラヘラ笑う笑顔はよくありません。

自信をもって堂々とした笑顔にはチャンスが流れ込みます。

 

 

おわりに

説明に決まった形はありません。

説明相手の立場や知識が変われば共通理解や最適な答えは変わってくるものです。

 

日々少しずつ説明の改善に取り組めば

誰でも自分の思いは伝えられるでしょう。

 

 

力技での説得ではなく

共感を呼ぶ説明を習得しましょう。

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。