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失敗学のすすめ

 

はじめに

今までに失敗をした事はありますか?

 

 

大なり小なり誰しもが失敗を経験しているはずです。

 

 

 

たまに失敗そのものを嫌う人、失敗を責める人も居ますよね。

失敗をしたことに気づいていないならまだしも、

バカみたいに何度も何度も引き合いに出して怒鳴り狂う人。

 

 

失敗なくして成功はありません。

そんな当たり前のことを知らない人が多すぎるように感じます。

 

 

そんな事をしていては萎縮し、

失敗を恐れ守りに入り、何も生み出すことは出来なくなります。

 

 

発展も何もあったものじゃない。

大切なのは失敗のですよね。

 

 

そういった失敗というものとどう向き合うべきか

今回は『失敗学のすすめ』という本を参考に紹介します。

 

 

 

失敗学のすすめ

失敗をする10の原因
まず、失敗の原因は10個に分類することができるものです。
 
 無知 不注意 手順の不順守 誤判断 組織運営不良
 調査不足 条件の変化 計画不良 価値観不良 未知

 

これらを知っていれば失敗をした時、

どれが原因だったのか自己分析しやすくなるでしょう。

 

 

失敗を成功にどう繋げるか

では、失敗をした後どういう行動を取るべきでしょうか。 

 

・失敗を恐れず試行錯誤する

・失敗を真正面から受け止める

・次の失敗の予防策を考える

・失敗を発展の種にする

 

失敗は怖いものです。

人間は恐れるものから逃げたくなるものです。

しかし最初から失敗を恐れてばかりいると新しいものを生み出すことはできません。

 

 

失敗から分析し

同じ失敗を繰り返さないためにはどうするか、

より大きな失敗を避ける方法はないか、

考えまた新たに行動を起こすことが成功への道になります。

 

 

責任の有無は問題じゃない

大きな失敗を一人で背負い鬱になったり、

失敗を苦にして人が死んでしまったというニュースを聞きます。

 

失敗から犯人探しをしているような

責任の有無は時間の無駄でしかありません。

 

 

よってたかって一人を責める

学校であっても社会であっても

果たしてそれがいいこととは到底思えません。

 

 

 

どんな組織であれ、人間は支え合って生きていくべきです。

もし失敗した人がいたらフォローの手を差し伸べてください。

 

 

そんな第三者の行動だって成功への加担になりうるのです。

 

 

 

 

子供には小さな失敗を 

過保護というか手を焼きすぎな親が最近多いですよね。

モンスターペアレンツだってその一味です。

 

自分達で子供の未来を絶ってるという事が

どうして分からないのかと不思議でしょうがないのですが、

 

 

子供だっていろんな失敗を経て大人になります。

 

 

親に守られすぎて子供の頃に失敗する経験が無かった子はどうなるでしょう?

 

いい大人になってから大きい失敗をしてしまうのです。

 

 

子供には小さい失敗を沢山させて自ら物事を判断する力を養わせるべきなのです。

 

親としての責任はただ守るだけではないという事を再確認すべきですね。

 

 

 

失敗から立ち直る7つの方法

往々に人は失敗を引きずってしまいがちです。

次に進みたくても失敗に足を引きずられる場合

こんな方法を試してみてはいかがでしょうか?

 

・逃げる
・他人のせいにする
・美味しいものを食べる
・お酒を飲む
・眠る
・気晴らしをする
・愚痴をいう

 

「言われんでもしてるわ!」

と突っ込まれそうですがまぁ、騙されたと思ってやってみてください。

 

 

中でも気を許せる人と居酒屋に行くだけで

7分の5は出来てしまうんです。

 

 

だからフライデーナイトは色んな失敗やストレスから立ち直るため

色んな店が混むのでしょう。

理にかなっていたものです。

 

 

そして立ち直った後でいいのです。

心機一転また行動を起こせるように自分を整えましょう。

 

 

 

おわりに 

ビジネスにおける失敗の学び方についてだったのですが、

個人でも同じことが言えるはずです。

 

 

大きい失敗、小さい失敗

自分だけの失敗、大勢を巻き込んだ失敗

色んな種類の失敗があります。

 

総じて言える事ですが、

全てはあなたの貴重な経験であり財産なのです。

 

反省することはあっても恥じることはありません。

失敗に辿りついた自分を誇ってみてもいいかもしれません。

 

 

分析し自信を保ち再び挑戦することで

失敗を失敗のままにせず、成功を掴むための過程にする事です。

 

失敗はゴールではありません。

ゴール目前の分かれ道なのです。

 

 

そこで立ち止まるも

違う道に行くも

全てはあなた次第です。

 

 

 

あなたの失敗が成功への道筋を示しますように。

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。