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「スネ夫」という生き方 前編

 

はじめに

かの有名な漫画に出てくる主人公の友達「スネ夫」。

 

あなたは彼のことを嫌味でキザな奴だと思っていませんか?

 

 

天才的な口のうまさと要領の良さを兼ね備える彼は、

 

ポジティブに、そしてしなやかに生きる天才だったのです。

 

 

人間関係においてなぜか愛されるタイプの人間になるべく 

今回はスネ夫という生き方について紹介します。

 

 

スネ夫」という生き方

豊臣秀吉スネ夫の共通点 

人たらしとして有名なのが戦国の世を生き抜いた豊臣秀吉です。

 

庶民であったのに先の武将、織田信長に気に入られ天下を治めた彼。

 

彼が持っていたものこそ

自然と人に好かれる力でした。

 

 

寒い日に草履を温めて出した、

というあまりにも有名な話から分かるように

自分の立ち位置を上手くつかみ相手を喜ばせる工夫をすることが

人間関係を円滑にさせる術なのです。

 

 

褒める力

人を褒めることが相手を気持ちよくさせるだけでなく、

自分の利益にもなり、我が身を守ってくれるものです。

 

 

正直であることは美徳であり、間違いではありません。

 

しかし、人間関係においては本音トークばかりしていてはいけないのです。

 

意識してオブラートに包んだり、

違う言葉に言い換えたりと工夫を凝らすべきなのです。

 

 

褒められて気分を害する人は滅多にいません。

特に相手が好ましいと思うことを上手く褒められれば

あなたの好感度は鰻登りになることでしょう。

 

 

自信を持って素直な感情を褒め言葉に織り交ぜ、

身振り手振りを入れて褒めること

 

 

この褒めテクニックをぜひ使ってみてください。

 

 

褒める=脳トレ

適当に思ってもないことを並べ立てるのは気が引けると思った方!

 

それは違います。

 

可愛いと思っていない人に「すごく可愛いね」というのは違いますよね?

嘘をつけと言っているのではありません。

 

 

褒める対象をよく観察し、頭を使って褒めのポイントを見つけ

言葉を上手く使い魅力を最大限に表現することです。

 

 

意外にも人を褒めることは

知的な頭脳労働とセンスが問われるクリエイティブな作業なのです。

 

 

具体的に夢を持たせつつアドバイスしながら褒められたら

相手は喜びながらももっと向上しようと奮起することでしょう。

 

 

褒める力はバカにできないものなのです。

 

 

ツンデレの法則

人間とは不思議なもので、

1〜10褒められると嬉しさが半減するのに対して

最初にけなしてから褒めると好感度が上がると言います。

 

 

褒めてばっかりいるとその心地よさに慣れてしまいありがたみが減ります。

キツイことを言う人が褒めると「あの人が褒めてくれたなんて!」

と感激してくれるものです。

 

何でもかんでも褒める評論家とキツイ評論家が「ここはいい!」

と言ったものだと信用が違いますよね?

 

 

かと言って致命的な欠点に触れると関係は修復できなくなってしまいます。

 

相手のある程度自分でも自覚しているであろう

欠点やツッコミどころを探しておきましょう。

 

チャラそうだけど真面目。

天然だけど料理上手。

見た目はイカツイけど小動物好き。

 

このようなツンデレ効果は恋愛面でも大いに有効なのです。

 

 

後編へ

後編に続きます。

そちらもご覧ください。

 

 

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