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人を動かす方法

 

はじめに

他人を好き放題動かすということはできるのでしょうか?

 

それは誰であろうと不可能なことですよね。

 

 

 

しかし、人間とは単純な生き物です。

人は周りの人が幸せな時に、自分も幸せを感じるようにできています。

 

 

そこで効果的に働きかけることによって

自分にとっても相手にとっても利益になる行動をさせることは可能なのです。

 

 

あなたが思うほど、他人とあなたは違う生き物でもありません。

 

 

あなた自身の行動を変えることで

他人の行動が変わるとしたら?

 

 

今回はそんな、いい意味で人を動かすための方法を紹介します。

 

 

 

できる人の人を動かす方法

自分を基準に相手を判断しない

どんなに似た者同士であろうが価値観というのはどこかで必ず違ってくるもの。

 

生まれた場所、育った環境や親が違うのだから当たり前のことです。

 

あなたの世界だけが全てではありません。

 

自分が知っていることを相手が知らなくても当たり前。

相手の考えが気に入らないからといって相手が悪いということも決してありません。

 

 

その当たり前に意外にも多くの人は気づいていないものです。

 

受け入れる大きさを持ちあわせましょう。

 

 

人は自分が聞きたいことだけ聞く

人間とは自分が聞きたいことだけを聞き、

聞きたくないことは耳に入らないように作られているもの。

 

相手聞きたいこと自分の言いたいことが一致するとは限りません。

 

「前にも言ったじゃない!」

と怒るのは無理もないことなのです。

 

 

そんな時は質問を投げかけてみること。

答えなきゃいけないとなると考える為に頭を使い

聞かざるをえなくなります。

 

 

後々、前に言ったよ!と腹を立てない為にも

言う側の工夫が求められるのです。

 

 

誰もが「あなたには価値がある」と言われたい

どんなに自信満々に見える人だって

「自分を認めて欲しい」

と言う承認欲求と戦っています。

 

誰かをすごいと思ったり、

ありがたいと思ったりしたら、

相手に伝わるようにそれを伝えることが大切です。

 

自分の価値が上がったと感じられるなら

またその気分のよさを味わう為に

相手はあなたに協力するようになるでしょう。

 

 

それこそがWin-Winの関係なのです。

 

 

 

できない約束をしない

優しさから簡単に約束を取り決めないようにしましょう。

 

約束を後から覆すことは最初に断るより傷つくものです。

 

期待させてがっかりさせるくらいなら

最初から断る方が相手のためにも自分のためにもなります。

 

確信できる約束だけを見極めて請け負うこと

それこそが本来の優しさなのです。

 

 

本当の問題に目を向ける

人は自分は物事をよく考えて言葉にしていると思っているものです。

 

しかし、本人が本当の問題に気づいていない場合もあります。

 

表向きの問題と深層心理の問題が同じであるか知る必要があるでしょう。

 

表向きの言葉に出されている問題を解決してもなお

問題が解決しない場合には特に根本の問題は何かつきとめなければ

永遠に堂々巡りになりかねないのです。

 

 

小さなことを覚えておく

成功者ほど必ず小さな情報の価値を見出しているものです。

 

相手の名前はもちろんのこと、家族のこと、趣味や好きな食べ物など。

そんなに覚えられないと思っているなら

 

まずは、相手に興味を持つこと、

そして忘れないうちに書いてさえいれば

 

今より格段に相手を知り、覚えることができるのです。

 

自分を大切にされたという自尊心が満たされれば

人はあなたに必ず好意を持つものです。

 

 

自分の間違いを認める

自分の失敗を認められる人は謙虚な人格の表れ。

 

変な虚勢を張らず、間違いを認めることです。

 

自分の失敗を認めることは勇気がいります。

失敗から学び今の自分に自信を持っていなければできないものです。

 

あなたの信頼はそんな所からも得ることができるのです。

 

 

感謝の達人になる

感謝には正しい容量があります。

 

感謝が足りないのは良くないが、

感謝のしすぎも考えものです。

 

相手は自分のしたことは分かっていますが、

あなたがそれに対してどう思っているかは分からないものです。

 

なので、感謝していることを具体的に伝えること

相手の貢献をきちんと認識していることを

きちんと伝えることです。

 

 

あなたが変えられるのはあなただけ

他人は変えられません。

子供だって思い通りには育ちません。

性格を変えられるのはその子供自身なのです。

 

 

もし、誰かの態度が不快でストレスになるなら

それを解決するのはあなたの仕事なのです。

 

相手にあれを変えろこれをこうしろと言うのはお門違いなのです。

 

 

 

 

おわりに

人間とは単純な生き物で

自分に好意を持ってくれる人に好意をもち、

自分を敵対する人には敵意をもつものなのです。

 

 

ではより良い人間関係を構築するためにはどうする場いいでしょうか?

 

 

答えは簡単、

相手にとって気持ちのいい人になることを意識すればいいのです。

 

 

一人一人を大切に扱い

一人一人から大切に扱われる存在になりましょう。

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。