本とわたしの時間

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トーキョー無職日記

はじめに

夢を持ち、田舎から上京する人は少子化と言われる昨今でも多くいます。

 

実は私もその一人。

 

東京に来れば何とかなると思っていたものです。

 

才能や熱意だけではどうにもならない現実を

突きつけられた人も

 

もがき苦しんだ20代はきっと

人生の中でなくてはならない時代だったことでしょう。

 

 

今回はそんな20代を4コマで綴った作品を紹介します。

 

 

東京無職日記

あらすじ

このままじゃ駄目だ---わかっちゃいるけど、どうすればいいのかがわからない。大学を中退し、親に借金して上京したけれど、何もできないままゲームとネットの日々。夜になると嫌なことから逃げ続けるだけだった半生を振り返って落ち込むばかり。どうやって生きればいいんだ!ホームレスにまで「がんばれ」と言われた男がなんとかなるまで絶望と傲慢の間で揺れる20代の軌跡を描いた自虐4コマコミック。(「BOOK」データベースより)

 

 

感想

「このままじゃダメだ!」と分かっているのに

楽な道を選び行動を起こさず自己嫌悪になったことがある人はきっと

 

共感すること間違いなしです。

 

 

テレビではよく成功者の夢物語が取り上げられています。

 

あぁ、東京に行けば自分が変わる、

きっと東京に行けば成功する、

 

と思ってしまう若者が跡を絶たないものです。

 

 

どうしようか迷っている人にも読んで欲しい一作。

 

中々憂鬱で暗い表現がたくさんあるので

リアリティに溢れています。

 

 

しかし、不慣れな新しい土地での

 新しい友達や新しい生き方は

 

必ず財産になること、

 

自分らしく生きる道を模索する人生において大切な時間になること、

 

 

それらが描かれており

人生を再チャレンジしたいと思う全ての人にお勧めしたい

と思いました。

 

 

 

おわりに

上京組へのエール

 

私は言いたい、

慣れ親しんだ地元から離れ東京に出てくる勇気があった人は

それだけで特別なのです。

 

 

夢のために動き出したのですから

仕事や大学が東京だったからというのとはレベルが違うのです。

 

 

その熱い思いをどうか持ち続けて欲しい。

 

どんなに凹んでも

自分が嫌になっても

食べるためにバイト漬けになっても

 

 

上京したときの想いを忘れないでください。

 

 

何もかも捨てて動き出せるほどの夢があった自分を誇ってください。

 

 

 

私は同志であるあなたを、

これからも応援し続けます。

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。