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伝える力 後編

 

前編に引き続き、ビジネスで使える伝える力を紹介していきます。 

 

an-books.hatenablog.com

 

 

「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える伝える力 

 

  • 円滑コミュニュケーション 

悪口と毒舌

失礼なことを言っても可愛がられたり好感を持たれたりしている人

周りにいませんか?

 

同じ発言をしたとしても嫌われる人もいれば好感を持たれる人もいる。

 

 

不思議ですよね。

人柄?口調?

 

 

実は原因は愛情にありました。

 

相手に対する愛情が根底にあるかないかで表面的な言葉の持つ意味は変わってきます。

立場や信頼関係をで見え方が違ってくるものです。

 

 

あ、でも当たり前ですが悪口自体言わないに越した事はありません。

もし言うにしてもその人を前に面と向かって言える範囲だけです。

 

それ以上は人としての品位が下がりますからね。

 

 

非の伝え方

相手が間違っていると感じた時はどうすべきでしょうか?

 

・怒鳴り散らす

・大勢の他人の前で指摘する

・しつこく根に持つ

 

うざいですよね。

 

本当にまだそんなことしてるの?と呆れる状況が多いものです。

これではただのクレーマーです。

 

相手のためを思って

なんて言い出す人もいるから開いた口が塞がらないものです。

 

 

ちゃんとした大人なら自分の感情くらいコントロール出来るはずです。

勝手に爆発した感情に平常心の一般人は戸惑いしか感じません。

 

 

そしてそのように自分の感情を乱してくる害人から距離を置くものです。

 

 

相手もちゃんとした大人なら順を追って話せば理解します。

 

たとえあなたが正しかったとしても自分の気持ちに流されないで

相手も一人間としてちゃんと感情を持っているという事を

心の片隅に置いておきましょう。

 

 

  • 分かりやすく伝える

カタカナ用語はカッコよくない

日本語に英単語を混ぜて話すカタカナ語が広がっています。

 

帰国子女が日本語がカタコトでそうなってしまうならまだしも、

カタカナ語を話す人にじゃあ英語で話しましょう

と言っても喋れない事が多いものです。

 

 

結局カッコいいと思って使っているだけで意味もよく分かっていないのです。

若者言葉の「卍(マンジ)」だってバカにできないですよ。

 

 

逆にこの時代に美しい大和言葉や普段あまり使われていない日本語を

上手く使う人からは知性や魅力を感じるものです。

 

 

あなたの考えがさらに伝わりやすくなると言っても過言ではないでしょう。

 

 

難しい言葉を噛み砕いて簡単にできますか?

子供はまだまだ無知な生き物です。

 

そんな子供に説明するくらい簡単に噛み砕く事が大切です。

 

 

大人になるとカッコいい言葉や難しい言葉を覚えますが

あえてそれらを使わず簡単な単語を使い言葉を繋げてください。

 

 

それができなければ自分はまだ理解していないんだという基準にもなり得ます。

 

 

難しく大人言葉にする事の方が実は簡単なのです。

中身自体の質が高ければ色褪せません。

書くことも話すことも簡単に分かりやすくを意識しましょう。

 

 

自分に上質なインプットを

「書く」行為や「話す」行為をアウトプットとすると

「読む」行為がインプットです。

 

上質な伝える力には上質な読書経験が必要になります。

 

 

ビジネス本やハウツー本で手軽に文字を読み自己啓発するもよし、

小説でイメージの伝え方を学ぶ、

でもいいのです。

 

 

色んな体験を紙上で経験し人生の幅を広げましょう。

豊かな表現力や説得力が見つけられるはずです。

 

おわりに

この本はテレビでも有名な池上彰さんが書かれたものです。

 

「さすが、読みやすくて分かりやすい!」

と思ったものです。

 

 

人に考えや思いを伝えることで

私たちは日々生活しています。

 

 

コミュニュケーションのない世界は訪れません。

 

 

今よりもっと伝える力が身につけば

人生そのものを変えてしまう可能性が出てきます。

 

 

生き物の中で

話す、書く、聞くがきちんと出来るのは人間だけです。

 

それらの高度な技術に磨きをかけましょう。

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。