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続ける技術

はじめに

 

今まで何か続けてきたものはありますか?

 

仕事、勉強、貯金などあると思います。

 

結構絞り出さないと思いつかないこともあったかもしれません。

 

 

じゃあ少し質問を変えて…

今まで続けようとしたけど続かなかったものってありますか?

 

禁煙、ダイエット、早起き、筋トレ、日記、節約、ランニング、英会話…

 

挙げていくとキリがないと思った人もいるんじゃないでしょうか。

 

 

続けることは一種の才能で

それが自分にはないから出来なくて当たり前と思っていませんか?

 

 

違うんです。

実は続ける方法というのがあるんです。

 

 

 それを今回は『続ける技術』という本を参考に

ダイエットという一例に則って紹介していきます。

 

 

続ける技術

やる気の問題?

 

ダイエットをするにしても

よーし、今日から頑張るぞ!と初日にはりきりすぎて

数日後にはここまで頑張ったし今日くらいは…

と甘いものをドカ食いしてリバウンドし

自己嫌悪を繰り返しがちですよね。

 

 

やる気が足りないから?

自己管理能力が低いから?

 

 

実は「才能」も「意志」も「やる気」も必要ないんです。

 

いつ、誰が、どこで行っても同じ結果を得られるメカニズムがあります。

 

 

行動科学マネジメント

行動科学マネジメントとは言葉が固いですが、

大切なことは行動に焦点をあてることです。

 

続ける為の目標を設定しましょう。

「なんとなく痩せたいー」

と思うだけだとその時点で続くものも続きません。

 

 

何のために痩せたいか

痩せてどうしたいのか

いつまでに〇〇kg痩せるのか

 

 

目に見える目標をはっきり打ちだすことです。

ゴールが見えていれば動きやすいもの、

自分で道を作ってあげましょう。

 

 

その上で自分がしている行動は

不足行動なのか過剰行動なのか仕分ける必要があります。

 

 

不足行動と過剰行動

不足行動とは目標に対しすることでメリットを感じさせるもの。  

過剰行動とは努力せずとも継続できてしまい快感やメリットをすぐに得られるもの。

 

 

例えば、

普段はしないランニングを日常に取り入れることは

不足を補うものなので不足行動になります。

 

日々の食生活を気にかけているからといって

お酒をガブガブ飲んだり気を紛らわすためにギャンブルにのめり込んだり

そこで快感を得ようとするものが過剰行動になります。

 

 

かといってお酒をやめたりギャンブルを全くしない!と

断ち切るだけだとそれも上手くいかないものです。

 

同等の別のメリットを用意し、置き換える必要があります。

自分の好きなトレーニングウェアで気分をあげるもよし。

計測、測定でやる気を促すのも一つの手です。

 

 

邪魔をしてくる行動の発生を如何に抑えるかが

続けられるか続けられないかに関わってくるのです。

 

 

 

アメとムチ 

それでもダメなら一人でやるというプライドを捨てましょう。

 

協力者に頼んで手伝ってもらうのです。

厳しい言い方をすると、

三者を巻き込むことで自分を見張ってもらいます。

 

その分、ちゃんとご褒美とペナルティも設定します。

ゲーム感が増して楽しくなりそうじゃないですか?

 

 

そうはいっても協力してもらえる人がいないという事もあり得ます。

 

 

SNSを使う

そういう時はこの情報社会に乗っかるべきです。

最近ではSNSやブログで情報公開できる場所が沢山あります。

顔出ししなくても名前を出さなくても誰かしらが見ています。

 

見られている意識を高め行動の発生を促し、記録にも残る。

一石三鳥のメリットがあるのでオススメです。

 

 

他にも同じ事をして頑張っている仲間にも出会えるので、

一人で黙々と頑張らずとも

互いに刺激しあい楽しみながら続けることが出来るでしょう。

 

 

自分にあった方法を色々取り入れてみて下さい。

 

 

おわりに

続けることは辛い、楽しくない、我慢

とマイナスでしか言い表せないことが続ける行為を阻止しています。

 

楽しいと思えるように自分で自分をマネジメントすべきなのです。

 

目標を細かく設定し、

ハードルを低くすることで

乗り越えやすいものを用意しましょう。

 

その上で楽しみながら 

どんなご褒美を設定しようかなー

と考えるのです。

 

乗り越えれば嬉しいし、自信に繋がります。

 

それを続け、当たり前になれば努力など必要ありません。

 

無意識な行動はあなたを更なる高みへと連れて行ってくれることでしょう。

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。