本とわたしの時間

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1分で話せ

はじめに 

人はあなたの話の80%は聞いていません。

話を聞いているつもりでも

いつの間にかぼんやり違うことを考えてしまうものなのです。

 

 

相手の理解力が悪いわけでもなく、

自分の伝え方が悪いわけでもなく、

結局コミュニケーションとはそういうものです。

全ては伝わらないと念頭に置くべきです。

 

 

では伝えたいことを伝えるにはどうすればいいでしょうか?

 

 

出来るだけ短い時間に伝えたいことをまとめる、

1分で伝える力を身につけるべきなのです。

 

 

今回は『1分で話せ』という本を参考に紹介します。

 

1分で話せ

相手を知る

相手はどんな人で何に興味があるかちゃんと考えてから話せていますか?

 

それが出来ていない様では皆を退屈させる

独りよがりな話し方になってしまっていると認識しましょう。

 

 

相手のことを想像しながら話を組み立てること。

内容や言葉遣い、話し方などを作り上げる必要があるのです。

 

それをする努力なしでは人に伝わりません。 

相手を動かすことができたら、ゴールです。

 

 

ピラミッド整理

話には結論と根拠があるものです。

 

結論があってこその根拠です。

 

1分で話すならまず何を伝えたいか明確にし、

そこに根拠を付け加えればいいのです。

 

根拠は多くても3つくらいに絞りましょう。

多ければ飽きを呼んでしまいます。

 

 

そして、今から3つ紹介します。

の様に数字を提示すると人は

ここからが大事なんだと思い

集中して話を聞こうとするものです。

  

 

ロジカルに話を作ることで短時間であったとしても

説得力は増すことでしょう。

 

 

ぼやかしてしまう日本人

結論を明確にすることで、

その結論に反対の立場をとる人が傷つかないだろうかと考えてしまう日本人。

 

 

私たちは優しすぎるのです。

ぼやかすことで優しさは振りまけますが

相手に話は伝わりづらくなってしまいます。

 

 

また、自信がない所を突っ込まれたら嫌だから

ぼやかしておこうかなどと余計なことを考えてしまうことも同じです。

 

 

話を端的にまとめようとするなら

ぼやかしの文化からの脱却を図りましょう。

 

 

考えてるつもりで悩んでいないか

頭をなんとなく動かしていると

いつまでたっても結論は出ません。

 

「悩む」と「考える」は全く別物です。

 

 

悩んでいても結論は出ません。

漠然と考えていてもどんどん深みにはまっていくだけです。

 

 

ちゃんと機械的に考えて結論を出す習慣をつけるべきなのです。

まずは意識的に今悩んでしまっている、考えなきゃ!と

気づくことから始めましょう。

 

カタカナ言葉は最小限に

相手が同じ環境で育ちその言葉の方が伝わるのならいいですが、

日本人同士なら日本語、

相手が外国人であれば外国語を使いますよね?

 

 

カタカナ語が登場する必要がないのです。

 

 

カタカナ語をかっこよく使いこなして話した所で

相手はその単語がよく分からず

その時点で意識がそれてしまうことだって大いにあります。

 

 

カタカナ語を中学生が理解出来るレベルの言葉に言い換える様に

かんたんな言葉に置き換えるように心がけましょう。

 

 

喋っている人はよくても 

スッキリ、カンタンじゃなければ聞き手は迷子になり

すぐにぼーっとしてしまうのです。

 

  

想像が感情を連れてくる

正しいことを言うだけでは人は動きません。

 

頭の中に生まれたイメージを想像することで感情が揺さぶられるのです。

 

 

聞き手にイメージを湧かせるため

想像させる事ができる様な話し方をしてみてください。

 

 

もしあなたがそこにいたらどうでしょう?

あなただったらどうする?

 

と言った言葉で上手く想像力を誘導してみましょう。

 

 

一言に全てを詰め込む

広告などでよくされている技術です。

 

めちゃくちゃ大事な内容を一言のキーワードで表すのです。

 

伝えたいことを長々ダラダラ話さず

あえて一言で話すのです。

 

 

覚えやすく、その一言で全てを表現するような

キーワードを見つける練習をしましょう。

 

練習次第で鍛えられるものです。

 

 

ライブとおなじ

相手に何かを伝えたければ棒立ちで棒読みで伝わるでしょうか?

 

また、たとえばプレゼンする人が

 

「これから説明しようとすることはあまり自信がありません。

でも仕事なのでプレゼン白と上から言われてるのでします。」

 

というスタイルで来たら

あなたは聞く気が失せますよね?

 

 

相手が聞く気持ちになる伝え方をしなければいけません。

 

姿勢、

立ち居振る舞い、

意気込み、

顔つき、

目付き、

声の出し方、

間のとり方、

 

全てに意識を注ぐことです。

 

 

 

わかりやすくいうと、

あなたが好きなアーティストはライブで

どんな動きをしていますか?

 

彼らはあなたの感情を動かすだけの伝え方をしているはずです。

 

それらを見て学び実践することをオススメします。

 

 

 

おわりに

1分で話せる人はしっかり相手のことを考えている人とも言えます。

 

いつも話が長くて皆を飽き飽きさせる人が

上記に挙げた様に話し方を変えるだけで好感度は上がり、

この人の話は聞く価値があると思われるものです。 

 

 

相手の為にも自分の為にも

端的にまとめて話す力を鍛えて見ましょう。

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。