続・星守る犬
はじめに
今回は犬と人間の愛の物語、
泣けた本第一位とも言われていた『星守る犬』の続編、
『続・星守る犬』を紹介します。
前作の『星守る犬』についても紹介したことがあるので
よければこちらもご覧ください。
続・星守る犬
あらすじ
感想
やはりこの作品は感動必至です。
犬の一途さ健気さが紡ぐ幸せの連鎖。
悲しいかな幸せを感じていない人間が犬によって変わっていく様を描いています。
育児放棄、貧困、離婚、孤独死、など昨今の社会問題を抱える人間が
犬という温かい存在によって癒されていく、
そしてそれらの出会いが繋がっていく様が素晴らしかった!
特に育児放棄という虐待を受けている少年の話では本当に心が痛くなり、
彼なりの幸せを手にした様子が嬉しくなりました。
まずは星守る犬から順番に読むことで
「あー、そういうことだったのか!」
とより作品を楽しめると思います。
動物好きの方にはもちろんのこと
多くの人にほっこり心温まるこの作品を読んで欲しいと思いました。
おわりに
ペットショップに行けば命に値段がつけられています。
売れ残り大きくなってしまった生き物は処分されてしまいます。
悲しいことに1つの命はあまりにも軽いのです。
しかし、それらの命は人間に寄り添うことで
より大きな存在へと変化するのです。
特に、本能で飼い主に忠誠を誓える犬という存在に
私たち人間は
いつでも助けられているのです。
最後に、本文から抜粋した言葉を記載します。
「誰かが自分のことを必要としてくれていると感じたり
誰かが自分のことを待っててくれていると思えることは
きっと何よりも幸せなことなのだと思います。」
さぁ、次は何を読もうかなぁ。