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ズルさのすすめ 後編

 

前編より

 

an-books.hatenablog.com

 

前編に引き続き、

『ズルさのすすめ』から上手な生き方を紹介していきます。

 

 

ズルさのすすめ

約束を破らない

人との約束は必ず守りましょう。

 

待ち合わせに遅れない、

借りたものは返す、

そんなことは当たり前なのです。

 

当たり前なのですが、相手の時間を奪わないことです。

 

約束をするということは多かれ少なかれ相手の時間がかかっています。

 

 

もし自分都合で迷惑をかけた場合、

相手がビジネス相手であれ友達であれ恋人であれ

どんな優しい人で許してくれたとしても

猛省すべきです。 

 

 

約束が破られた瞬間、相手はあなたをその程度の人なんだと

心の中で判断してしまうものです。

 

 

必要以上に長居をしてお尻の時間が伸びてしまうのも

時間を奪うことに当てはまります。

 

 

時間をちゃんと管理し、 

守ることはきちんと守ること。

 

軽い口約束も重く捉える事ができる人は一目置かれるものです。

 

 

それが出来ないではズルさ以前の 

大人としての意義が問われますよ。

 

 

恩を仇で返さない

核家族が増え、自己愛型人間が増産されてしまった昨今。

 

幼少期の親との関係が上手くいかず、

真っ当な愛情を実感できずに育った子供は

自分が愛される存在であることに自信が持てません。

 

 

受け入れられないからこそ誇大化し嘘をついたり

他人を攻撃してしまうのがこのタイプの人間です。

 

 

結局、関心は自分にしかないので

他人の恩を感じづらく恩を仇で返すケースが多くなってしまいます。

 

 

当人もそう育ってしまったから気づかないもので、

社会的な風潮もあり、

誰が悪いというわけではないのです。

 

 

自分じゃないと思う人でも

感謝の気持ちを常に持ち続け、

他人を大切に扱えているか再確認してください。

 

 

愛を与えられる人に

愛は返ってくるものです。

 

 

 

生き残る人の上手な逃げ方

ダメだと思ったら逃げる事です。

 

動物界では自分より体が大きく強い生き物に出会ったら

逃げる生き物が大半ですよね?

 

逃げることは生きていく上で必要不可欠なのです。

 

人間界でも同じです。

逃げ場を作ることで精神的にも経済的にも余裕を持ちましょう。

権力や組織がまともに牙を向いてきたらほとんどの人は対抗できないものです。

 

そんな時は逃げること

 

我慢して立ち向かって勝算があるならまだしも、

無理して体を壊すくらいならすすんで逃げましょう。

 

 

その場に立ち止まり続けるよりも

逃げることの方が賢明であり勇敢なのです。

 

 

柔軟な考え方

体においても柔軟な体だと怪我をしにくいと言われています。

 

心や考え方でも同じです。

 

価値観や人間関係を一つに固執するのではなく複数持つことです。

しなやかに状況に応じて使い分ける柔軟性が鍵となってきます。

 

 

柔軟性というのは妥協することとは全く違います。

 

 

一本の考えしか持っていないとそれが折られた時に立ち直れません。

複数の考えを持っていると数本折れたところでやり直しが効くものです。

 

 

そのためにも色んな経験を積むことです。

自分で制限をかけず沢山挑戦をしてみて下さい。

 

そうすることで自分の幅や可能性を広がり、

柔軟性を持った考えができるようになるでしょう。

 

 

理想を掲げる

人間とは自由や平等を求めながらも

しがらみから逃れられない生き物です。

 

 

それゆえに見極めるしたたかさや強さ、大切な理想を持ち続けましょう。

 

 

ブレない芯や

自分の揺るがない考えを持ち、

その上で葛藤しもがきながら生き抜くことで

 

人間としての価値が決まるのです。

 

 

 

おわりに

結局人は

自分が出来ない事、

運や成功を引き寄せ

憧れの人生を送れている人に

いいなーと嫉妬や妬みの感情を持ち

 

最終的に「あの人はずるい」と言うものです。

 

 

 

ワル知恵を使った「ずる賢さ」とはまた違った

他人を憧れさせる「ズルさ」を

うまく取り入れ、

 

 

自分の理想を叶える

ズルい生き方をしていきましょう。

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。