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シュガーマンのマーケティング30の法則

 はじめに

マーケティングと聞いて

あーもう興味ない!

と耳が自然に閉じる人って多いと思います。

 

私自身カタカナを見ただけで目を背けたくなります。

しかし逃げずに一度立ち止まってみませんか。

 

 

まず、マーケティングとは何か。

 

企業が売り上げを伸ばすために

市場調査したり

宣伝したりすること…

 

それって結局は

企業とお客様がwin-winな関係を築けるものなんです。

 

ということは人と人の問題

 

…ということは普段の日常生活でも使えちゃうんじゃない?

との思いから

 

今回は『シュガーマンマーケティング30の法則』

という一冊を参考に人間関係をwin-winなものにする術を紹介します。

 

 

シュガーマンマーケティング30の法則

この本は心理学観点から書かれていると思います。

 

どうしたらお客様の心をつかめるか

こういう時相手はどういう気持ちになるか

など。

 

ビジネスに役立つよう分かりやすい事例を扱っていますが、

その中でも今回は日常の対人関係にも使えるいくつかを取り上げます。

 

 

 

一貫性の原理

1度買うと決めたらその行動の延長線上で行動しようとすること

 

人は自分で決めたことを貫き通そうとします。

なので

「よし、あれを買おう!」

と決めた人に

「付属品のこれはどうですか?」

「ついでにこれも買いませんか?」

が有効になるということです。

 

その人が決断前だと無理難題かもしれない事だって

決断に便乗してお願いするとあっさりOKが得られるかもしれません。

 

 

欠点の告知

初めに欠点を提示することで相手は警戒心を解いてくれるというもの。

自分は騙す人間ではなく正直者だと思ってくれます。

 

人見知りな方も多いと思いますが、

それは相手の素性を何も知らず掴み所がないことに恐怖を感じているからです。

 

初対面であっても自ら欠点を提示すると

「あれ?この人自分に心を開いてくれてるかも…」

「自分と似ている人なのかも」

と親近感を与えることが出来ます。

 

 そうなったらこっちのものです。

 

自分の欠点を知り、それをプラスに活かせるなんて素敵じゃないですか?

 

 

 

誠実さと正直さ

人間の根本として大切で当たり前の事ですが、

 

約束を守ることができるか、

言葉と行動は一致しているか、です。

 

人間関係に誠実さは必要不可欠です。

 

自らが無防備で正直であり、誠実さを持って人と接することが事ができれば自然と味方が増えます。

 

難しいことではありません。

とてもシンプルです。

 

今一度初心に立ち返り見直してみることです。

あなたのファンを増やしましょう。

 

 

親近感

先程も少しふれましたが、人は自分と馴染み深いと思えば親近感が湧くものです。

 

似ているところ

共感できるところ

なんでもいいんです。

 

地元が一緒ってだけでもこの人いい人だと勝手に思えてしまうものです。

 

居心地がいい、安心感や信頼感がもてると思うと人は隙をみせるもの。

 

そうやって仲が深まり、人の輪が広がります。

 

逆に、自分が卑屈に構えていると

類は友を呼ぶ原理で

 

ネガティブな人が集まってくるものです。

 

どういう考え方をしている人を友達にしたいかで

自分の立ち居振舞いが変わってきますね。 

 

 

好奇心を煽る

たまに自分の全てを喋る人いますよね。

 

「私はこういう人間で今こういうことを考えていてあなたの事をこう思っています!」

 

聞いてないことまでつらつらと。

圧にやられて興味が芽生えませんね。

 

キーワードは

ほのめかし、じらす」です。

恋愛と一緒ですよね。

 

ミステリアスな人がモテる理由もここにあると思います。

「あぁ、もっと知りたい!」

と相手に思わせましょう。

 

それは自分を偽ることじゃないかと思われるかもしれませんが大丈夫。

正直で誠実であってもできるはずです。

 

人は想像の範疇を越えるものに好奇心を惹かれるものです。

奥の深い幅のある人間になりましょう。

 

 

 

 

おわりに

今回はマーケティングで使える技術をアレンジし、

自分を影響力のある人間に変えるテクニックを紹介しました。

 

 

何一つとして難しくて出来ないというものは無かったと思います。

人間の心理は結局シンプルなんです。

 

そのシンプルさを理解しどう操るか。

 

ぜひ参考にして身近な人間関係に役立ててもらえれば嬉しいです。 

 

 

知ってると知らないとでは日々の捉え方が変わってくると思います。

 

win-winな関係をどんどん作り上げていきましょう。

 

 

 

 

 

 さぁ、次は何を読もうかなぁ。