ブタのふところ 後編
前編より
前編からの続きです。
まずはこちらをご覧ください。
ブタのふところ
詰め込み教育
知識だけをぎゅうぎゅうに詰め込まれ大人になった人間が、
親や先生になると必ず子供にも同じ事を強要してしまいます。
自分の生きてきた道は正しかったと思い込もうとするものです。
偏ったあたりまえで育ってしまった人には
あたりまえじゃないことはありえないことだと排除してしまいがちです。
子供の可能性を否定する教育は本当の教育とは呼べないでしょう。
一人一人と向き合い、
その子にあった幸せを見つけさせて背中を押してあげることこそが
真の教育なのではないでしょうか?
他人を演じる事をやめる
泣かないことが男らしさ、
家庭を守ることが女らしさ、
親が喜ぶからいい子でいる、
部長は部長らしく威厳を出さねば、
と
勝手に自分じゃない人を演じてしまっていませんか?
他人を演じることは疲れることです。
ありのままの自分を大切にしてください。
それだけで自分自身と楽に付き合えるようになるものです。
経験の善悪
自分に起きた経験をいい悪いで評価することは虚しいことです。
たとえ自分自身が傷ついたり悲しんだり苦しんだりしても
どれもあなたの人生にはかけがえのない経験なのです。
いいことがあれば悪いこともある、
生があれば死もある。
全て1セットで支え合って人生を作っているのです。
その瞬間だけを見るのではなく、
大きく人生を眺めてみる事をオススメします。
おわりに
欲があるのはあたりまえ、
苦しくも悲しくもなるのはあたりまえ、
悩み事があるのもあたりまえ、
うまくいかないことがあるのもあたりまえ、
生きるということはそういうこと。
そんなあたりまえをあたりまえと受け入れる覚悟があれば
人生は生きやすくなるのではないでしょうか?
さぁ、次は何を読もうかなぁ。