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支配されちゃう人たち 〜親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック〜

 

はじめに

この世には

 

支配する人

支配されて苦しむ人 がいます。

 

悲しいことですがこれが事実です。

 

 

特に幼児期に親から支配されて育った子は

生涯生きづらさを感じて苦しみ続けるものです。

 

 

反発できないことをいいことに偽りの愛で暗示をかけ

子どもを支配し続ける親が未だに多くいることが

私自身本当に許せません。

 

 

後遺症に苦しむ人、

支配され続けてしまっている人の苦しみが

少しでも減ることを祈って、

今回は『支配されちゃう人たち』という本を紹介します。

 

 

支配されちゃう人たち

共感細胞:ミラーニューロン

この言葉を聞いたことがありますか?

 

相手が泣いているのを見てもらい泣きしたり、

スポーツ観戦で自分はプレーしていないのに興奮するのが

このミラーニューロンの働きです。

 

 

人の脳にあるミラーニューロン

ミラーという言葉から分かるように

人間にとっての共感や同調の働きを担うものです。

 

別名を

共感細胞」と言います。

 

 

相手の行動を見て、自分も同じ行動を取ってしまうことです。

見ていなくても、耳にするだけでもミラーニューロンは活性化されるのです。

 

 

親の背を見て子どもは育つ

私たちはそのミラーニューロンを生まれた時から備えています。

 

親と子が似た行動をとってしまうのは

遺伝子の問題だけではないのです。

 

 

無意識に良くも悪くも

全てを真似してしまうのです。

 

 

親は子の鏡です。

言葉の綾ではなく、脳神経的に証明されています。

 

 

それが悪い意味で使われ

支配されてしまう人を作り出してしまうなんて

悲しい話です。

 

 

 

では、支配されない方法はあるのでしょうか?

 

相手の脳に影響されることを知る

これは緊張している人のそばにいると緊張するというものです。

相手の感情だけじゃなく脳をも的確に真似てしまうこと知ってください。

 

 

自分に対してマイナスな感情を持っている人の近くにいると

その人の思うイメージ通りに自分が行動してしまうこともあります。

 

 

もし、それが親だった場合

たとえ自分の容姿が変わったとしても 

親の脳に過去のデータが保存されていて

親と接触した途端、元データに書き換えられてしまうのです。

 

 

その人のイメージが相手を作り上げてしまいます。

決して軽視するだけでは済まされないのです。

 

 

ミラーニューロンがある限り相手の思考が飛んでくることは避けられません。

 

 

故に自分の頭に浮かんできたものが全て自分の考えではないと知ること、

これが大切なのです。

 

 

幻想の愛を追い求めない

子供からすると親が全てです。

 

愛が子どもを育てます。

 

 

子どもが求める愛と

親が与える愛は平等でしょうか?

 

 

自己犠牲的な愛は幻想です。

 

 

 

そもそも愛の定義は

相手の全てをそのまま受け入れるということ

でしょう。

 

そこを見失わないようにして欲しいものです。

 

そして支配者からの愛から解放されましょう。

 

 

本当の愛を知ること

良い子でなければ愛されないという

条件付きの愛を受けた子は自分を押し込めた虚無になります。

 

そんな虚無になってしまうと

怒りも悲しみも恨みも欲望も全てなくなってしまうのです。

 

 

支配され

考えたくないことを考えさせられ

やりたくないことをやらされ

罪悪感を植え付けられ

罪に縛られ

幻想の愛に溺れていく

 

 

子どもには荷が重すぎます。

 

 

 

 

幻想の愛しか知らない子供は

他人からの愛を知ることで解放されます。

 

それは友達でも恋人でも誰からでもいいのです。

 

 

幻想の愛以外の愛を心から味わってください。 

 

生まれた時からあなたが求め続けてる本当の愛を。

 

 

 

何もない自分をさらけ出す

そして条件付きの愛しか貰えなかった人は

何もない自分を怖くてさらけ出せないでしょう。

  

自分が周りより劣っている

誰からも受け入れられない

みんなと同じことができない

 

全て支配された考えにすぎません。

 

 

自分と違うタイプの真実の違いを知り

自分の真実だけを追求することが大切です。

 

 

あなたはそのままで愛されるべき存在なのです。

 

今こそ、あなたにまとわりついた暗示を解きましょう。 

 

 

自分の“心”に聞く

やりたくないことまでやり続けるのが人生ではありません。

 

今までは虚無を生きていた人も

自分と見つめ合い人生を変えることが出来ます。

 

 

脳のネットワークで色んな人と複雑に繋がっている状態から

自分の心に意識を戻しましょう。

 

心との信頼関係を築くことです。

 

私は私のためになにができる?

私は本当にこれがしたいの? 

分かりきったこともまずは聞いてみて下さい。

 

初めは難しくても根気強く、

自分と対峙する強さを持って下さい。

 

 

しっかり向き合い自分の感情を受け止め、

一つずつ確認してみることです。

 

 

これからは相手に気を使う時間より

自分に意識する時間を大切にして下さい。

 

あなた自身を生きて。

 

孤独から抜け出しても決してひとりぼっちではありません。

 

 

おわりに

 

違和感を抱え続け生きる人、

いい人間になれず苦しむ人、

孤独や寂しさに苛まれる人、

毒親に支配され続けてる人、

死にたいと考えたことがある人、

 

 

沢山いると思います。

 

 

本当のあなたはどこにいますか?

 

 

 

支配者なんかに愛されなくていいのです。

わざわざ反応しなくていいのです。

 

 

 

今度は心に耳を傾けてあなた自身を大切にする番です。

 

沢山苦しんだあなたにはそれだけの価値があります。

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。