オックスフォードの自分を変える教え 後編
前編より
前編では信念・学習・勇気の章について紹介しています。
よければこちらもご覧ください。
オックスフォードの自分を変える100の教え
対話の章
名前で呼び合う
万物には全て名前があるものです。
名前には不思議な力があります。
親や名前をつけた人の思いやりや愛情が自然とこめられているものです。
親近感を抱きやすくするためにも、
いい人間関係を築く為にも名前を覚え呼び合うことをオススメします。
褒めて教える
目に見えるものより、
目に見えないものを褒めることによって
学ぶ人の中に隠されている新たな力を引き出すことができるものです。
ただ、教える側にとって褒めて育てることは忍耐力が必要なもの。
褒める育て方には即効性ななく効果の確認まで時間がかかり、
学ぶ側の成長まで忍耐強く待つ必要があるので避けがちです。
しかし、真に相手の為を思うなら
教える側の粘り強さと忍耐力が必要不可欠なのです。
決断の章
行動が未来を作る
未来という結果は現在という原因から生じています。
日々目にするもの、
経験するもの全てが、
未来に新しい成長をもたらしていると認識することです。
考えは言葉となり、
言葉は行動となり、
行動は習慣となり、
習慣は人格となり、
人格は運命となります。
輝かしい未来を作るには今の自分に種をまく必要があるのです。
恥ずかしい自分をさらけ出す
自己実現は人と違うところを表現していく決意であるもの。
人と違うことをしてはいけない。
足並みを揃えて歩くことを強要されている日本の教育からは難しいかもしれませんが
どんどん人とは違う自分を表現していくことです。
表現力を武器にすると魅力的な人生を送ることができます。
なぜなら自己実現する人こそ、本来の人間なのですから。
それは特別な才能を持った普通の人ではなく、
何も奪われていない普通の人間の姿なのです。
運命の章
過去の印象はいつでも変えられる
我々は現在だけを耐え忍べばそれでいいもの。
過去にも未来にも苦しむ必要はありません。
過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。
気に病むだけ時間の無駄だと気づくことです。
変わらない過去に悔いるより
これからの未来に希望を持つことで過去の印象は簡単に塗り変わるもの。
今を真剣に生きることで
人生を通して自分の印象が決まるのです。
シンプルに生きる
ミニマリストという言葉が流行っていますが
色々多く持つより少なく厳選した方が何を大切にすべきかわかるものです。
たくさん持つことは意外にも心理的ストレスがかかっているものです。
もたない、縛られない、求めない。
その分自分と向き合う余白を持つことです。
得るよりも手放す勇気が人生において必要なのです。
謙虚さをもつ
人間関係で適度な謙虚さを持つ人は他人から見て魅力的な人物に映るものです。
高ぶらず素直に人から学ぶ気持ちがあれば一生成長し続けられるもの。
謙虚な姿勢、
寛容な物腰、
感謝の気持ちが揃っていることが人として最高の美徳なのです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあるように
徳が深い人格者であるほど謙虚であるべきなのです。
おわりに
大切に自分の人生と向き合い生きること
それが人生を謳歌するには必要不可欠なものです。
自分を変える教えというものでしたが、
シンプルにありのままの自分を受け入れられるかどうか
まずはこれにすぎるのではないかと思います。
自分の人生を変えるには自分を知ることから始めましょう。
さぁ、次は何を読もうかなぁ。