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ズルさのすすめ 前編

 

はじめに

社会においても恋愛においても

真面目すぎる人というのはつまらないものです。

 

 

少しくらいのズルさが上手く生きるコツになります。

 

 

ではそれはどういった「ズルさ」なのか、

今回は『ズルさのすすめ』という本を参考に

 

前編、後編に分けて紹介していきます。

 

 

ズルさのすすめ

人と比べない

人は人と比べ合って生きているものです。

集団があるところに競争が起こります。

 

これは人間の心理、集団心理というもので仕方のないものです。

 

オフィスに社員が集まるのも競争心を煽る為、理に適っているのです。

 

 

 

また人が集まる事により人より優れたい欲や支配欲、権力欲が生じます。

そこから闘争心、不調和、嫉妬心がうまれてしまうのです。

 

 

 

 

それらを前提にした時、あなたはどう考えますか?

 

そんな状況下で頑張るのもいい事なのですが

あえて競争から離れるという選択肢もあります。

 

 

人と比べない生き方は一つの知恵なのです。

 

 

複線思考が心の余裕に

趣味を持つでも習い事を始めるでもなんでもいいです。

 

別の価値観、違う世界をもつことが大切です。

 

 

一つの世界に固執しない考え方、

この複線思考はリスクヘッジにもなりうるのです。

 

例え競争に敗れても新しい自分の世界があるということは

心に余裕を作るものです。

 

  

大人においても子供においても同じ事が言えるものです。

 

義務教育過程にある子供は家か学校かで世界が狭いものです。

 

なので片方、まして両方で苦しい事が起きると逃げられなくなってしまうのです。

 

 

リスクヘッジの複数思考がもっと広まることを願います。

 

 

直感力の鍛え方

あなたは理論派でしょうか?直感派でしょうか?

 

理論的に頭を使って難しく考える理論派が憧れられがちです。

 

しかし、言葉だけでは判断しかねるものを

相手の表情やしぐさから汲み取る

直感力を今回推奨します。

 

 

結局、世の中の事象で理屈や理論で説明がつくことは限られています。

そこからはみだした遊び部分が必要なのです。

 

 

女性は男性より直感力が強いと言われています。

 

妻が夫の嘘を見抜く事を例に挙げてみます。

きっかけは違和感です。

「何かおかしい」

が全ての始まりです。

 

日頃の観察力、注意力、相手への関心がないと分からないものです。

それだけ愛されているのにどうして他女に目を向けるのでしょうね…

 

 

おっと、話がそれました。

 

 

逆を言うと直感力はそういった所から磨かれます。

日頃の観察力、注意力、相手への関心を持つ事で直感力を鍛えましょう。

 

 

 

時間に追われない

貯金をする時、あなたはどうしていますか?

 

余った分を貯金する

口座を分けて決まった額を貯金する

何なりと仕方はあると思います。

 

一番手っ取り早くて貯めやすいのが給料天引きです。

 

 

これを時間にも活用してみましょう。

必要な時間を先に天引きするのです。

 

まずやりたいこと、実現したいことの優先順位を決める事です。

自ら時間を作らないと一生時間はできません。

 

 

そうして限られた時間の中で仕事を終える工夫や努力をすること、

生産性や仕事の質も自然と上がり相乗効果をもたらします。

 

 

時間に追われるのではなく、時間を管理しましょう。

 

 

孤独は人を賢者にする

人は皆、孤独を抱えて生きています。

寂しさを避け、孤独に背を向けていては大事なものを得られません。

 

 

日常から一時的に離れてみて下さい。

当たり前の日常のおかしさや矛盾点に気づく事ができます。

 

そこから新たな閃きが生まれるものです。

 

自分と対話し、内側を見つめることで発見されるものが必ずあります。

それを賢者の時間とよびます。

 

 

誰もが避けたがる孤独と対峙する勇気が持てた時、

人は賢者になる事ができるのです。

 

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