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指名される技術

 

はじめに

対人関係において、

魅力的な人って得をしますよね。

 

女性であれ、男性であれ

誰もがほっとかないものです。

 

例えばどんな人でしょう?

 

 

自分のことは語りすぎないでどちらかというと聞き上手。

もっとよく知りたいと思わせられるミステリアスさ。

人に気づかれない気遣いができる。

懐が深くユーモアセンスがいい。

身なりも言動も嫌味がなくちゃんとしている。

 

 

軽く挙げるとこんなところでしょうか。

 

 

これって総じていうと、

相手をいい気分にさせられるという特徴なのです。

 

 

これらが普段から当たり前に出来てしまう人は

ビジネス面でも出世しているはずです。

 

 

 

友人関係においても、恋愛においても、

家庭や職場、ビジネスにおいても使える対人関係を良好にする技術について

今回は『指名される技術』という本を参考にみていきたいと思います。

 

 

 

 

 

指名される技術

対人であることを忘れない

例えばあなたが営業職だったとしましょう。

 

モノを売りたい場合どうしたらいいと考えますか?

 

片っ端からセールス電話を掛けまくるのも一つの手です。

 

昔は数打ちゃ当たると分厚い電話帳を

片っ端から一軒ずつ掛けてたという話も聞きます。

 

今でいうダイレクトメールでしょうか。

一斉送信を繰り返せば偶然ホームランが出ることもあるでしょう。

 

 

しかしそれではあなたのファンは出来ません。

リピーターになってくれる可能性は低いものです。

 

 

結局は人対人

 

 

その人を惹きつけモン勝ちです。

興味がなかったものでもつい買ってしまうということだってありますからね。

 

 

 

お客様目線

意外と難しいかもしれませんが

相手の目線には立てているでしょうか?

 

先程も述べましたが相手も一、人間です。

 

感情、考え、メリットデメリットを持っています。

当たり前ながら千差万別です。

 

こちら側の売りたい!こうしたい!を前面に押し付けるのではなく、

相手の気持ちに寄り添い共感出来る人が好感を呼びます。

 

売りたい商品のデメリットをあえて言ってみたり

自分のプライベートを挟むことで共感を呼ぶことが出来たりするものです。

 

 

自分だったらどんな人に好感を持つか

三者的見解を持つことが強みになることでしょう。

 

 

 

 

重要人として扱う

人は自分が大切に扱われた、大事にされたと感じると

気分が良くなる承認欲求というものを持っています。

 

 

かといってお世辞や嘘を並べろと言っているのではありません。

一人一人を大切に思う心です。

 

それがなくしてあなたのファンになろうとしてくれる人がいようものなら

相当な変わり者ですね。

 

 

茶道の世界でも重い陶器は軽々と重くないように見せ、

軽い茶器程重みを感じるように丁重に扱えという教えがあるものです。

 

 

心は見えなくてもしっかり伝わるものです。

どんな相手であったとしても誠心誠意で向き合いましょう。

 

 

コツコツ努力に勝るものなし

昔話の『アリとキリギリス』にもありました。

コツコツ努力が最後に大成すると。 

 

 

 

変に目立つだけの派手な成果より

地道にコツコツノルマをこなす人が強いのです。

 

 

 

宝くじをドーンと一発当てようと狙うのと

コツコツ給料から貯金し続けるのとでは長い目で見るとどちらがいいでしょうか? 

ということでなのです。

 

 

派手な成果は不安定です。

安定した人間関係を築きたいものですね。

 

 

 

おわりに

ビジネスにおいてはメリットがないと人は動かないものです。

相手のメリットも考えず自分のメリットばかりを押し付けたところで

人もチャンスも離れていくだけです。

 

ビジネスにおいてもプライベートにおいても

相手のことを考えられず人の立場に立てない人は

必ず人間関係に失敗します。

 

 

人間関係が上手くいくと人生の幸福度が上がるものです。

自分を魅力的な人間に仕立てあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。