自分を好きになりたい人達へ贈る言葉
はじめに
幼少期の家庭環境というのは
人生に多大な影響を与えるものです。
昔に比べ核家族化してしまったこともあり、
家庭内での事案が陰湿化している傾向にあります。
最近では毒親という言葉も浸透し、
しんどい親子関係で育ち自己肯定感を持てず
育ってしまった大人が苦しんでいるとよく耳にします。
自分は虐待はしていないと白を切る親に訴えたい、
子どもの願う正しい成長を促せていない＝虐待です。
そんな親が少しでも減る事、
そして苦しむ子供や大人が一人でも減るように
今回は『自分を好きになりたい』という本を参考に
自己肯定感を高める方法を紹介したいと思います。
自分を好きになりたい。
自己肯定感はありますか？
まず、自己肯定感とはなんでしょうか？
自分の存在価値を認められる感情です。
以下の項目にあてはまるものが多ければ多いほど
自己肯定感が低いと言えます。
・人といる時自ら損する方を選択してしまう
・優しいと言われる
・口癖が「ごめん」
・どうせ自分なんてと思ってしまう
・自分はダメな人間だと思っている
・褒められても素直に喜べない
・完璧でなくてはならないと思っている
・必要以上に落ち込んでしまう
・人からどう見られているか気になる
・自分より他人を優先する
いずれも生き苦しさを感じているはずです。
しかし逆を言えば、
性格も何も変えなくていい、
あなた自身のままで
自己肯定感さえ身につければ
生きやすくなるという事です。
では、どうすれば自己肯定感を身に付けられるのでしょうか？
子供の頃の自分を癒す
心の中にインナーチャイルドという傷ついた昔の自分が眠っています。
その子を癒してあげられるのは大人になった自分です。
過去と対峙することは苦しいことです。
しかし、目を背けずしっかり向き合って耳を傾けてみましょう。
子供の頃は一番身近な大人が親です。
その親に愛を向けられていなく辛い思いをしましたね。
しかし、今はあなたという立派な大人がいます。
大人になったあなたが
子供の頃抱えていた気持ちを清算してあげてください。
あの頃何をして欲しかった？
なんて言って欲しかった？
ちゃんと向かい合ってみてください。
してみたかった事をする
自分はこんなの出来るわけがないと
思ってしまっている事、
きっとあるはずです。
少しの勇気を持って
自分の殻を破ってみましょう。
自分でせばめてしまっていた可能性が開いた時、
あなたの世界は無限に広がります。
憎まない
あんな親のせいで自分はこうなってしまった、許せない
親のせいで人生最悪だ
と
つい思ってしまうものです。
しかし、
いくら引きずってても過去に戻れるわけではありません。
過去のものは過去のものとして
今を、
これからの未来を、
あなたは生きていくのです。
後ろばかり向いていないで、前を見て。
自分で新しい未来を作り上げていくしかないのです。
憎む時間を未来への希望の時間に変えましょう。
自分の言葉で暗示をかけない
でも、、
どうせ、、
自分には、、
誰かに面と向かって言われたのでなければ
全部ただの自分の考えにしかすぎません。
自分で自分の秘めたる力も知らないで
勝手な考えや言葉に縛られないでください。
自分の考えは必ずしも正しくはないという事を知りましょう。
行動だけが結果を連れてきます。
頭でうじうじ考えるくらいなら動いてみる！
これを徹底する事です。
自分を認めてあげる
きっとありのまま生きる事を許されなかったんですよね。
きっと沢山比較されてきたんですよね。
きっと数えきれない悲しみを乗り越えてきたんですよね。
きっと小さい体では受け止められない程の我慢を強いられたんですよね。
きっとただ愛されたかっただけですよね。
苦しかったと思います。
でももう大丈夫です。
あなたはこんなにも素晴らしい人間になれました。
人の痛みを知り、優しさを習得しているのですから、
だから今度はそれを自分の為に使ってください。
自分を認めて受け入れ、好きになる。
そこからあなたの人生が輝きだすことでしょう。
おわりに
考え方の癖が変についてしまった状態を整える事、
それこそが自己肯定感を上げる第一歩です。
自分はどんな考え方をしているのか意識し、
それは思い込みであるという事に気づく事 、
そして自分を大切に
要人であるかのように扱ってみてください。
少しづつ世界が変わり始めることでしょう。
さぁ、次は何を読もうかなぁ。
