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感情から老化していく事を防ぐために

 

はじめに

歳を重ねると老化していくものがあります。

 

一般的に体や体力は目に見えてわかりやすいものです。

 

知力が衰えたという人もよく聞くものです。

 

しかし、それらより気をつけないといけないものがありました。

 

それは感情です。

 

感情は老いるわけがない!

そう思うかもしれません。

 

しかし、感情の抑制が効かなくなったり

物事を深く考えられなくなってしまう事から

 

老化がさらに進んでしまうのです。

 

今回は『感情から老化していく人いつまでも感情が若い人 』という本から

気をつけたい老化のサインを紹介します。

 

 

感情から老化していく人いつまでも感情が若い人 

体力より感情が衰える

早ければ40代から始まると言われている感情老化。

 

キレやすくなった、

怒り出すとなかなか収まらなくなった

といったような「感情失禁」が老化のサインの一つです。

 

 

人間の体の中で一番早く老化が始まる脳の前頭葉

自覚しにくいのが特徴です。

 

 

感情の衰えから表情が乏しくなり、

周りの人にはそれが不機嫌そうに見えることもあります。

 

実際、表情豊かな人はあまり不機嫌になったりしないものです。

 

外面である体より内面である感情が先行して衰えている証拠なのです。

 

 

前頭葉が萎縮すると…

お世辞に弱くなる

セールストークにまんまとのせられてしまったり

お世辞に弱くなるの原因は前頭葉が萎縮しているからです。

 

思考、意欲、感情、理性、性格など

人間らしくいるための要素が詰まった前頭葉

 

そこが萎縮するとどうしても物事を疑うことが難しくなるものです。

 

疑うことが難しくなってしまうが為に、

振り込め詐欺オレオレ詐欺に引っかかってしまいやすくなるのです。

 

 

 

ものが捨てられなくなる

ゴミ屋敷というのは全国にあるようで

ものが捨てられなくなってしまう人も多くいます。

 

どうして?と思わざるをえないものなのですが、

原因がこれまた脳にあるのです。

 

 

物品に対する執着が強くなり、

捨てられなくなる原因は、

 

これ以上稼げなくなり新しいものが手に入るとは思えない不安感から起こるもの。

 

 

不安を持ち物に投影して収集することで安心を求めるのです。

 

 

慣れたものを好む

新しい刺激を恐れ、馴染みのもので身の回りを固めてしまう人もいます。

 

いつもと同じ定食屋にしか行かない。

いつもと同じ著者の本しか読まない。

 

自分の知らない事を怖いと思い、

新たな発見を避けるようになります。

 

これではもう一生狭い世界で生きていくしかできないものです。 

 

 

暴走老人

あれこれ考えるのもめんどくさいし

自分を立ててもらえないと腹が立ってしまう。

 

 

こうなってしまう人もかなり多いものです。

 

こういった暴走老人は

必ず自分より弱い相手、階層が下の人間に矛先を向けるものです。

 

 

若い女性の店員さんなどにクレーマーとして

突っかからずにはいられなくなってしまいます。

 

 

 

おわりに

感情を衰えさせないためには 

日頃より、前頭葉をよりよく使い続けることです。

 

 

いつまでも好奇心を大切に

安定を求めず、積極的に行動を起こすこと。

 

子供のようにワクワクしたり新しい発見を沢山積見続けること、

日常的に刺激溢れる生活に身をおけば

 

感情は衰えず、

知力と体力の老化も防ぐことができます。

 

 

いつまでも若々しく

人生を満喫したいものですね。

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。