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【名言】仕事と人生を豊かにする言葉

はじめに

アランとは

アランという人を知っているでしょうか?

本名をエミール=オーギュスト・シャルティエといいます。

 

学校の先生として教鞭を執る一方、哲学者として名を馳せた彼。

哲学というのはお堅く難しいもの!

というイメージを払拭するかのごとく

美しい名言を沢山残してくれました。

 

中でもこの『幸福論』は全世界で読み継がれており、

誰もが心当たりを持ちながら、

自分の言動を振り返らさせてくれるものと思います。

 

 

今回はその中からいくつか紹介したいと思います。

 

 

幸福論ー仕事と人生を豊かにするアランの言葉

名言1:不幸は簡単
『不幸になるのはまた不満を抱くのはやさしい事だ。
ただじっと座っていればいいのだ人が楽しませてくれるのを待っている王子のように』

 

人の心は何もしなければ勝手にネガティブに考えるように出来ています。

受け身でいるだけでは一生幸せにはなりません。

みんなそれぞれ自分の人生を生きるのに必死で

他人である自分のことまで気に留めてくれません。

 

どう生きようが勝手ですが、

現状に不平や不服を唱えるならば自分で行動を起こすしか

自分自身を幸せにする術はないのです。

 

上手くいったから嬉しいではなく、自分が嬉しいから上手くいった

というように気持ちを変えることで現実まで変えてしまいましょう。

 

 

名言2:ベースが不機嫌
『上機嫌など存在しないのだ。気分というのは正確に言えばいつも悪いものなのだ。
だから幸福とはすべて、意志と自己克服とによるものである』

 

楽観的、悲観的というのは生まれながらの性格ではないのです。

悲観主義は気分であるものに対し、楽観主義は意志によるものなのです。

 

幸せを感じること自体、意志と自己克服次第でどうとでもなるということ。

日々、自分はどうすべきか考え自分の機嫌を選択しましょう。

 

 

名言3:幸せは自分で作る
『人は棚からぼた餅のように落ちてきた幸福はあまり好まない。
自分で作った幸福が欲しいのだ。』

 

人間は幸せを追い求めるものの、与えられた幸福では満足できないものです。

好奇心こそが行動に結びつき、幸福に繋がります。

自らが探しだし、困難の先に手に入れた幸福に勝るものはないのです。

 

 

名言4:君は頭が良すぎる
『大げさに考えるなよ事の次第をよく見てごらん。君のようなことは誰だってそうなのだ。ただ不幸なことに君は頭がよすぎる。自分を考えすぎる。自分がなぜ喜んだり悲しんだりするのかを知ろうとする。そこで自分に対してイライラしている。よろこびも悲しみも自分の知ってる理由では上手く説明がつかないものだから』

 

ネガテイブな考えをしてしまう人達朗報です。

そんな考えをして悩んでしまうということはあなた自身頭が良すぎるからなんです。

頭が悪い人は他人のこととか考えられませんし、

鈍感すぎて自分の置かれている立場に気づかないものなのです。

不幸な事に頭が良すぎただけなのです。

 

 

そんな頭のいいあなたは解決策を見つけようと、

結果を導き出そうと考えすぎてしまうのです。

できる限り考えすぎないように。

物事をシンプルに捉える鈍感力を身につけましょう。

 

 

 

おわりに

私にとってこのアランの言葉は少々難しいものでした。

哲学という分野だけあって当たり前なのかもしれませんが

何回か読み込んで自分に当てはめてやっと理解できるといったもの。

 

ただ彼の名言は優しい。

 

とてもあったかい。

 

なんだか自分の取り扱い説明書を読んでる気分になりました。

 

最後にもう一つ。

 

名言5:幸せの秘訣
『幸せになる秘訣の一つは、自分の機嫌に無関心になることではないだろうか。』

 と彼自身も言っているように

長年連れ添っている自分自身を見直す大切さに気付かされます。

 

 

幸せって意外とすぐそばにあるんだよーと

アランに教えられた気になりました。

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。