本とわたしの時間

まとめ・考察ログ
MENU

 1分で大切なことを伝える技術 後編

前編より

伝える技術の考え方について前編で主に紹介しました。

興味がある方は是非前編も読んで見てください。

↓    ↓    ↓

an-books.hatenablog.com

 

 後編ではより実践的な内容を紹介してきます。

 

繋げる力を鍛える

例えば100人に、

ある長い文章から3つだけキーワードを抜き出し

それらを使って文章を説明するように課題を出したとしましょう。

 

 

すると全員が必ずしも同じキーワードを選び、

同じ文章になるかというとそうでないことが分かるかと思います。

 

 

そこにそれぞれのセンスや経験が滲み出るものです。

 

トーク番組に出るお笑い芸人の面白さがそこにあります。

 

 

読んだ本の内容や、

人から聞いた話から

キーワードを抜き出し自分なりに繋げて他人に話してみる。

 

これを繰り返すことがコミュニケーションもう力を高める方法なのです。

 

 

常にアウトプットを意識して生活してみては如何でしょう。

 

 

関西人は有利?

お笑い文化で育った関西人は

何事にもオチをつけて話したくなるものです。

 

関西圏以外の人から

「関西人と喋るとオチを求められるからしんどい」

と言われ驚いたものです。

 

起承転結が上手く出来ていないとオチはつけられません。

 

 

物語を話す場合は

大まかな概要をイメージし、

オチをここに持ってくるには逆算してどう話すべきか

 

 

関西人は小さい頃から意識せざるを得ない環境に

身を置かせてもらっていると言えるでしょう。

 

 

1分という限られた時間に

しかし、ビジネスに置いて

現代の日本人は忙し過ぎるものです。

 

 

だらだらと話されるより

真っ先に核心に迫る短い提案をされる方が好まれるものです。

 

 

自分の中で完全に構造化、絞り込みをし

その上でどこで時間がなくなってもいいよう

大切なことを先に伝えるべきなのです。

 

 

 

 

 

自分が話をする場所や状況によって

今はどの話し方がベストかを選択肢から見極めることです。

 

 

モデルを見つける 

この人の話し方が好きだ、

この話はいつ聞いても心をゆさぶられる、

こうなりたい、

 

と思える人を見つけることが上達の近道と言えるでしょう。

 

もし見つけられないとするならば、

テレビのCMを見てみて下さい。

 

限られた時間で大事なことを視聴者に伝えています。

 

そこまで文字や言葉が多くなくても

このCM好きだ

と好感を持てるものがあるかと思います。

 

それを参考にしてみるのも一つの手です。

 

 

広告業界は一瞬で人の心を掴むプロなので

参考にできることが沢山あることでしょう。

 

 

褒める励ますが日本を変える

日本は元来減点主義の民族です。

 

しかし時代は変わりました。

いつまでも今の若者は根性がないと言ってられないんです。

時代がそういう時代に変わってしまったのですから。

 

人を褒め、励ますことが将来の日本を変えると言っても過言じゃないのです。

 

 

 

しかしまだまだ褒めることに抵抗がある人は多くいるものです。

そんな方にオススメしたい効果的な褒め方があります。

 

  1. 結果ではなくプロセスを褒める
  2. 「○○さんがあなたを褒めていたよ」と伝える
  3. 究極の言葉“ You can do it ! "

 

人は自分に関心や好意を持ってくれている人に応えようとするものです。

なのでこれらはただ単に相手を気分良くさせる為だけでなく、

より良いコミュニケーションを作るきっかけになるものなのです。

 

 

信頼が人を育てます。

 

 

私達が変わる時代なのです。

 

 

 

おわりに

言葉はチャンスです。

 

人の心を掴んだり、自分をアピールできるもの。

 

それがプラスに働くか否かは自分の伝え方次第です。

 

与えられた短い時間を有効活用して

あなた自身の望む成功が引き寄せられますように。

 

 

 

 

 

さぁ、次は何を読もうかなぁ。